
この記事では山の手帖2019の紹介を詳しくしていきたいと思います。
また当ブログ管理者のトモは、
2018年度の山の手帖を使用し、自分史上最大の飛躍の年になったと自負しております。
なぜこの山の手帖を使うことで、大きな山レベルのアップにつながったのか?
そこのところを私なりに考察してみました。
山の手帖はすでに発売中です!
山の手帖の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください♪
山の手帖2019とは?
昨年2018年度版に引き続き、信濃毎日新聞社から出版された【山のスケジュール張】です。
北・中央・南アルプス&八ヶ岳の情報が満載です。(どんな情報が載っているかは、写真つきで後述します)
2018年12月~2019年12月までの月間、週間ダイアリーを基本として、新たに資料として日本の氷河、野鳥図鑑も掲載されています。
大きさはB6版並。全224ページ。
ビニールカバーつきです。
表紙は昨年同様、リバーシブルになっていて好みの方にセットできます。
そしてこちらも昨年同様、好きな表紙用の写真をダウンロードし印刷し使える特設の着せ替えサイトもあります。
ここが良いね!
2018年版は手帳を開いたときに抑えていないとページが自然に閉じてしまうため、少し使い勝手の悪さを感じていました。
2019年度版は両手をはなしていても開いたまま手帳が見られる作りに改善していました。
年間スケジュール&月間ダイアリー
年間スケジュールはよくある縦に1月~6月・7月~12月の表示。祝日と祭日が赤色表記です。
月間ダイアリーは、信州の山開きの日程や月の満ち欠け、二十四節気が盛り込まれています。
月の満ち欠けがわかると、テント泊など泊りの山行の時に、新月なら星がよく見えるな~など参考になりますね。
月間ダイアリーによると、上高地の開山祭は4/27ですよ。

週間ダイアリー
週間ダイアリーでは一週間毎に、日本山岳写真協会松本支部、南信支部、株式会社フォト信州、信濃毎日新聞社出版部の選りすぐりの山岳写真が配してあり、毎週、毎週ページを開くのが楽しみな作りになっています。
写真にはどの場所から撮影したのか、撮影者のお名前入りです。
その季節にあった写真が見られるので、山行計画の行き先の参考にもなります。
私はカメラで山岳写真を撮影するのは好きですが、本当に一般庶民なので
「ここで同じようなアングルで写真を撮ってみたい!!」と単純に思ってしまいますね。

また、ページの左端の上部に、週の日の出・日の入り時刻があります。
パノラマ写真

今は山頂に着いたその場でアプリを開けばわかるという時代ではありますが(^^;)
後から、自分の撮影した写真を見返して、どれがどの山なのかさっぱりわからないってことが多々あります。
例えば、上の写真の一番下の段は笠ヶ岳から見た槍・穂高連峰の写真。
左から、順に抜戸岳・槍ヶ岳・大喰岳・中岳・南岳・北穂高岳・涸沢岳・奥穂高岳・ジャンダルム・天狗の頭・間ノ岳・西穂高岳となっています。
これらの山が標高つきで載っています。
充実の資料(日本の氷河・野鳥図鑑・高山植物花図鑑)
日本の氷河
氷河とは「重力によって長期間にわたり連続して流動する雪氷体(雪と氷の大きな塊)」と定義されているそうです。

花図鑑
花が好きなので、まだ見ぬお花がたくさんあることに嬉しい悲鳴です!
オオサクラソウ、ツクモグサ、イワヒゲ、タカネセンブリチシマアマナ、リンネソウ…。
来年はこれらのお花に出会えるかしら??
野鳥図鑑
信州の山で私が見てわかる野鳥といえばライチョウとホシガラス、イワヒバリかな。

登山道・コースタイム地図&山小屋・宿泊施設情報
さすが山の手帖です!!
けっこう細かく情報が掲載されていますよ。
山小屋の情報のページでは、連絡先や営業時間はもちろんのこと、施設のサービス内容までアイコンでわかりやすいです。
乾燥室や生ビールがあるか、個室があるのかどうか、小屋泊をするのなら知りたい情報ですよね。
また電話については、公衆電話の有無と携帯電話3社(ドコモ、au、Softbank)の通信状況の目安まで掲載されています!!

テント泊でも、小屋泊でも対応できる山小屋なのかどうか、そこも重要ですよね。
こうしてみると、テント泊はどの山小屋でもできるわけではないのですよね。
2018年度版山の手帖 使用者の声
以下引用:Amazon商品ページより
akaneさん
アルプス&八ヶ岳をテーマに作られているので、それ以外の山域、地域の人にはどうかな?と思いながら購入してみましたが、手帳を開いたとたんに視界に飛び込んできた山の写真の数々や高山植物のミニ図鑑、そして山小屋情報やコースタイム、MAP等の充実した内容にびっくり。眺めているだけでも楽しい手帖です。また、週間ダイアリーのページには十分な余白があるので日記だけでなく、山行予定や山行記録等を書き込むことで自分なりの山の手帖になると思いました。

gakuさん
フェイスブックからの情報で購入。思ったより安っぽいし、知りたい情報がなかった。重いので山には持っていけない。

千葉のじゅんこさん
とあるSNSの投稿内で盛り上がっていた手帖。意外と早く入手できビックリでした。来年頭の中は山まみれにしたいと思います

トモが山の手帖をおすすめする理由
山の手帖のここがおすすめ
- 山岳写真がたくさん載っていて写真集のよう。見ているだけで楽しい。
- 信州の山行計画を立てるのに、情報がたくさん載っているから便利。
- 花、鳥の図鑑としても役立つ。
- たくさん書き込んで自分だけのオリジナル山手帖ができる。
- 実際に2018年版山の手帖を使用したおかげ??トモの山ライフが充実し、山のレベルもアップした!!
2018年も、残すところあとわずかとなりました。
振り返ってみると、子供がすこしずつ手が離れてきた2017年ころより山行回数が増えてきました。
今まで家族や夫婦、ソロで登山に行くことが多かったです。
2018年1月1日には、娘と親子で(雪山)ご来光登山にチャレンジ♪
幸先の良い幕開けでスタート。
その後、ただ雪山を歩くだけではなく、アイゼン、ピッケルを使った雪山山行にチャレンジしました。
それまでは躊躇して足が踏み出せなかった、ソロでの雪山登山にもムリせず自分で行ける範囲を見極めながら楽しむことが出来たと思います。
春には大きな出会いがありました。
登山仲間のbenさんのご紹介で、北陸の秘境!?おいずるヶ岳という、なかなか簡単には行けないような山岳会の山行に参加させていただきました。
ここでの師匠や山岳会の仲間との出会いから、山の会へ入会することを決意。
入会後はアルパインスタイルの登山では欠かせないクライミングを経験。
大きなテント泊装備を担いでの山行もはじめてでした。
八ヶ岳は阿弥陀岳南陵・横岳西壁大同心陵での縦走登山。
北岳バットレス、鋸岳、北アルプスの明神岳…。
ただでさえ、テント泊装備を担いでの山行がはじめてなのに、行った先はクライミング&バリエーションルート。
行き先の山のレベルがあがっただけでなく、ちょっとは自分自身の登山技術もアップしたと自負しています。
何よりもかけがえのない宝は、この人に習いたいと思える師匠と出会えたこと。
ずっと欲しいと思っていた山の仲間が出来たということです。

それまで年に数回程度の小屋泊程度の山行と日帰り山行が中心だったことからわかるように

どうしてそんなにステップアップ出来たのか??
もちろん色々な出会いがあり、環境とかタイミングとか様々な理由が考えられますが…。
自分の意識が山に向いていたということが大きいのでは??と考えます。
手帳に未来の山行予定を記入したり、実践した山行を振りかえり考えたり、次はこんなことしたい♪と妄想したり。
毎日毎日、山の写真を見て洗脳された??
類は友を呼ぶって言いますよね。
山に関するアンテナが、自分からぴんぴんに立っていたから、無意識にも山情報をキャッチしやすくなっていたのかも。

山の手帖になんでも書き込もう!
なりたい自分ややりたい事、行ってみたい山や計画、見てみたい絶景など…なんでも山に関することを書き込んで、2019年も山登りライフを楽しみましょう♪