今回の記事は、当ブログの山登りとは関係ありませんが、新型コロナウイルスワクチン2回目接種後の体験談を簡単ではありますが投稿します。
これからワクチン接種をされる方の少しでも参考になれば幸いです。
一日でも早くコロナが終息し平穏な日々が戻ることを願っています。
ワクチン接種を受ける?受けない?
副反応で死亡することもあるの?
新型コロナワクチン接種については連日ニュースの話題となっているため、様々な情報が飛び交っていますね。
やはり同じ医療従事者が、ワクチン接種後に死亡した話題を聞くと不安になるのは人として当然です。
私の働く職場では、まず1回目の接種の可否(希望をするかしないか)のアンケートが出されました。
この際、私は少しだけ迷いましたが接種を受けることに決めました。
新型コロナワクチン接種が直接的な原因かどうかは決定的ではないと考えたからです。
また、ワクチン接種をすれば、もしもコロナに感染したとしても軽症で済むのではないかと考えたからです。
今後の研究で、新たな発見があるかもしれませんが、令和3年4月の接種希望調査の時点ではそのように判断いたしました。
私自身は医療従事者ではありますが、何か特別な情報収集をしたというわけではなく一般的にニュースで知り得る限りの情報で判断しています。
同僚の接種状況
私は小さな訪問看護ステーションで働いていますが、ほぼ9割が接種を希望し5月中旬現在では2回目の接種を終了しています。
接種を希望しなかった人は、やはり副反応の不安感からはじめから「打たない」と決断しており迷いがなかったような印象です。
また、体質的にアナフィラキシーショックを懸念し接種を希望しなかった方もいます。
医療従事者のコロナワクチン接種については、接種しなければその職場にいづらさを感じるとか、打つのが当たり前という考え方もあるようですが、幸いにも、私の職場では接種するしないの判断は本人の意見を尊重されており、強制させられるものではなかったという印象です。皆、個人で考えをもって判断していたと感じます。
しかしながら、ネットではワクチン接種を拒否していたスタッフが感染してしまったことで病棟での雰囲気が最悪になってしまったや、ワクチンを打つと不妊になるなどのウワサがまわり誰も接種しなかったなど…。医療業界でも、副反応への不安のあまり様々な憶測がでまわっているようです。
事前に聞いた体験談
同じ看護師どうしの会話で、他の病院・病棟、施設での接種後の状況を聞いてみますと(私の周囲での実際の体験談です)
- 20~30代の若い看護師が副反応が大きく38~39度台の発熱で欠勤者が多く大変だった。
- 40代女性…1回目の接種後…37度台の発熱、全身倦怠感、2回目接種後…38度台の発熱、全身倦怠感。
- 50代女性…筋肉注射をした部位の疼痛のみで他は軽度の倦怠感程度
など…。
比較的、若い年代に副反応が強く出ている人数が多いと言われていますが20代でも、倦怠感程度で軽度の症状ですんでいる話も聞きました。
1回目の新型コロナワクチン接種
1回目の接種
どちらの腕に打つかは自分で選択できます。
問診表を事前に記入し、体温測定、医師の問診を受け、いざ接種です。
私は左にしました。
インフルエンザは皮下注射ですが、今回の新型コロナワクチンは筋肉注射です。
接種自体の注射の痛みもほとんど感じられないほど、いたくなかったです。
接種した場所の待機所で15分間待機し、その後、自分の職場に戻りました。
1回目接種後の副反応
打った直後はなんの変化もありません。
私が1回目の接種後に出た副反応は
- 極軽度の倦怠感
- 打った箇所の軽い腫れ、熱感、筋肉痛のような局部的な痛み
- 軽い肩のあがりにくさ
これらの症状は丸二日経過すると改善しました。
職場のワクチン接種者のほとんどが同じような副反応だったようです。
なかには、接種当日の夜間より発熱、倦怠感が出た人もいました。
2回目の新型コロナワクチン接種
2回目の接種
上記の通り、2回目の接種の副反応への心配が大きかったため、接種前は少し緊張しました。
しかし、万全の態勢で接種したかったため、副反応が起きてからあたふたしないよう事前に準備をしておきました。
- 接種日の翌日は仕事は休みになるようシフトの調整(職場の接種者全員)
- 接種後当日の勤務内容は訪問予定をいれず、デスクワークのみ
- 先の職場の接種者の副反応の情報をシェア
- 副反応で発熱した場合を想定しカロナールやロキソニンなどの解熱剤の準備
- スポーツ飲料の準備
- 発熱時に食べやすい食事(アイスクリームやゼリー飲料など)
- 接種後の休日に予定は入れない
2回目接種後の副反応
私の職場では2回目の接種は1回目の接種後3週間で実施されました。
私は1回目の接種と同じく2回目の接種も左腕にしました。
接種までの一連の流れは同じです。
待機時間の15分間は少し緊張して待機していました。
接種当日、直後の反応は1回目の時とほとんど同じです。普通に勤務を終え帰宅しました。
副反応と明らかに感じられる症状の発現は27時間後頃からでした
- インフルエンザに似たような熱があがってくる前に感じる悪寒
- 全身の倦怠感⇒接種後2日目の昼頃まで
- 頭痛⇒接種後の2日目の朝まで
- 関節痛⇒接種後1日目の深夜まで
- 微熱(最高で37.4度)⇒接種後1日目の深夜まで
- 接種した箇所の熱感、腫れ、痒み、筋肉痛のような痛み
ワクチンの副反応には個人差があると実感しました。
2回目の接種後の副反応で他の職員の例として、1回目で副反応が強かった人は2回目も症状が出やすいようです。実際、1回目接種の時よりも強い副反応が出たとのことです。
コロナワクチン2回接種後の感想
ワクチン接種をしたからといって新型コロナに100%感染しない、わけではありません。
しかし私自身がもし感染した時に、症状の発現がないかもしれませんし、軽症ですむかもしれないというのは大きな安心感があります。
もし罹患していたとしても、家族や仕事でかかわる高齢者など他者への感染を防ぐことにつながっている、とも考えるとそれは広くはコロナ感染の拡大を少しでも抑制することに役立っているのかもしれない、そう思えます。
実際にはワクチンを接種したことで、私はもう大丈夫、でもなければ、コロナにかからない人、コロナをうつさない人、でもありません。
しかし、訪問先の高齢者やその家族は、2回接種が終了している話を聞き安心したような表情を見せる方がほとんどです。
一人ひとりの小さな体験談ですが、身近な人が笑顔で話しをすることが安心につながるのではないでしょうか。