2017年11月22日に三峰山に登った時は、かろうじて霧氷をみつけたものの…
ほんのちっちゃなエビの尻尾でした。
低山雪山トレーニングを兼ねて、2017年12月20日に霧氷リベンジのソロ登山に行ってきました。
今回は霧氷とともに、朝陽も見たい!!という、もうひとつのテーマを持ってのリベンジです。
朝陽を見るということは、暗いうちから登り始めないと行けません(´Д`;)。
しかも、ソロ。
ちょっとビビリな私ですが…さあ、どうだったでしょうか!?
少し前のお話になりますが、その時の山行記録です。
ナイトハイク
AM5:30頃。
まだ真っ暗闇の中、登山口でもあるみつせ青少年旅行村の駐車場に到着しました。
↑今回、暗い登山道を歩くのに大活躍したのがコチラ✩
約20年前に購入したSONYの携帯ラジオ。
はじめて原付スクーターにテントやシュラフを積んで、北海道ソロ旅をした時のものです。
登山で使用するのはこれがはじめて。
電池を入れ替えただけで、問題なく使用できました。
↑看板のむこうにうっすらと星空が写っているのわかりますか??
肉眼では、ものすごい数の星空でしばらく見ていたいほど♪
ちょっとビビりつつも、今回の自分に課したミッションは霧氷と日の出を見ることです。
グズグズしていたら陽が昇ってきてしまいます。
(でも、最初の一歩まで時間かかりました(^^;)
勇気を出して出発します!!
真っ暗闇の林道を進み、ついに登山道へ入ります。
知らない道をナイトハイクするのは危険なので、よく知っている登尾ルートを進みます。
私の少し後に到着した車の方は、出発していそうな気配はありません。
最初のポイント、トイレのある避難小屋までやってきました。
すでに空がうっすらとしらんできています。
いったん荷物を降ろし、トイレに行ったり上着を脱いだりしていたら、すっかりあたりは明るくなってきました。
夜明け。急いで山頂へ。
ヘッ電はもう要らないなあ。
ここからは朝陽が登り始めるのと追いかけっこっ(´Д`;)
曽爾、倶留尊山方面も空がすっかり明るくなってきています。
まだ、朝焼けには早い感じ。
ヨシ、気合入れて歩くぞ!!
いつもより、やや早いペースで進みます。
そうこうしているうちに、あたりはどんどん朝焼けの雰囲気がしてきているのでは???
やばーーーい。急げーーー。
いったん、ここで立ち止まりお茶を飲んで…すぐに出発です。
このあいだの写真は、急いでいたのでちょっと少なめ。
山小屋が見えてきましたよ。
もちろん、スルーします。
あぁ~~~(´Д`;)
この空の雰囲気は??
これは間に合わないかな??
急いで登っているうちにあたりの景色は霧氷の林に。
植林の整列した木々にも霧氷がついています。
シロヤシオなどの広葉樹の霧氷も良いですが、松や杉の針葉樹の霧氷も良いですね。
霧氷のトンネルへ突入♪
先行者は2頭の鹿が横切っていっただけ。
人っ子一人いません。
あら。獣の足跡。
キツネかテン?
登山ルートを山頂に向かって、ずっとかわいい足跡が先行してくれています。
御嶽山のビューポイント。
う~~ん。どれかしら?
だいぶ明るくなってきました。
ついに太陽が(´Д`;)
間に合わず…ガッカリ(;>_<;)
でも、歩みは緩めないで進みましょう!!
山頂までもう少し。
稜線上の林の間を、かすかな太陽の光が差し込んできています。
山頂へ到着。八丁平へ。
ついに、山頂!!
山頂は360度は開けていないので、これは先に八丁平へ行くべきだったな。
そうすれば日の出に間に合ったかも???
うん。キレイです。
八丁平へ急ぎます。
山頂から八丁平へと進む時の、胸のワクワク感♪
もうすぐ♪
もうすぐ♪
もうすぐ、とっておきが、待っている~~♪
じゃーーーーーん!!
イェーーーーーーイ!!
これが見たかったのよーーー♪
朝の新しい空気。
透明な時間。
空には雲、一つなくて。
ここには、私だけ。
太陽が大きい。
絶景を独り占めしながら、まったり暖かい飲み物で休憩です。
セルフタイマーは、練習せねば(^^;
インスタで他の皆さんのセルフィー見ながら、いつもあんな写真やこんな写真が撮れたらいいな!と参考にさせてもらっています。
山頂方面。
さ~て、そろそろ、帰りますよ。
まだ、山を降りたくないのはヤマヤマですが(笑)
午後から子供二人の懇談のハシゴをしなければなりません。
また、いつでも来られるさ♪
まだ陽が高くならないうちに下山します。
下山開始
少し進むと、また林間に入っていきます。
陽が登りきっていないので、場所によってはまだ薄暗いです。
登りでは、写真を撮っている余裕がなかったのですが…
こんなトゲトゲしたかわいい霧氷が♡
次回は、朝陽を浴びたキラキラの霧氷を撮りに来るのもいいですね。
こんな雰囲気も素敵です。
ちょっとムーミンの世界をイメージしてしまいます。
いつもの看板に「ありがとう」と返事をして。
下山は山小屋の反対側を通りすぎ、不動滝ルートを進みます。
やっと陽が射してきましたよ。
不動滝
不動滝の上部の横に小さなお社があります。
その前まで歩いて入ることができます。
ちょうど真横から滝を撮影できます。
滝の端のほうには小さな氷瀑ができています。
大きなツララも。
水が固まった、自然の造形美。
少しくだり橋を渡り、下から撮影。
橋の水たまりがカチンコチんに凍っていました。
タッタカターと、下山。
最初の登尾ルートとの分岐。
安全無事に下山完了!!
駐車場まで戻ってきました。
本当の本当の、本音を言うなら…
日の出前の空が、暗闇から、徐々に藍色になって下の方から段々と
オレンジの光に染まってくるという、その過程が見たいです。
息を飲むような、シンとした静けさ。
闇から光へ。
そういえば、映画「もののけ姫」にもそんなシーンがあったような?
それが、大好き。
その時間をじーーーと、ただ待っていたい。
いつか、山の上でそんな時間を堪能してみたいな♡
今回の山行、出会ったのは2頭の鹿だけ。
結局、一人の人間とも出会わなかったなぁ(´▽`
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