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醍醐山
標高:454m
登山レベル:初心者向け
コース:上醍醐登山口女人堂~上醍醐(醍醐山山頂)ピストン
総歩行距離:約4キロ
入山料:個人大人600円(醍醐寺の拝観券があれば500円)
入山時間:夏期 午前9時~午後4時
冬期 午前9時~午後3時
・1年を通じて入山可
・上醍醐は豊臣秀吉が約1300人の女房衆を連れて花見(醍醐の花見)を行ったことで有名
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西国三十三所めぐり 世界文化遺産 醍醐寺
2017.4.23お天気に恵まれた日曜日、今回は私たち夫婦の趣味でもある
西国三十三所めぐりと登山が一度にできてしまう
という、一石二鳥!?いや三鳥ぐらいな充実の日帰り小tripを楽しんできました!!
am9:00 醍醐小の隣にある醍醐寺の駐車場に到着。
駐車料金は普通者1000円。(約100台収容可)※5時間を超過すると30分毎100円加算されます。
さすがに世界遺産!駐車料金もお高い!!
特に京都のお寺は何かとお金がかかりますよ~。
神社はお金がかからないけれど、お寺は拝観料がかかるところが多いです。
醍醐寺の拝観券(三宝院、霊宝館、伽藍)
個人大人1500円、中・高校生1000円※小学生以下無料
1500円ですよ!1500円!!
私たちのように
と思う人は多いはず。
しかし、バラ売りはしていないそうで…。
御朱印が欲しい場合、西国第十一番札所の観音堂へお参りをする必要がありますね。
その観音堂は伽藍の中。
よって…
拝観料1500円+御朱印を押していただく料金300円、合計1800円也
そしてせっかくここまで来たのだから、どうせならもともと醍醐寺のあった場所=上醍醐まで登拝したいわ!!
となると、プラス入山料500円の2300円となるわけです。
ふぅ。
お金の話ばかりですみません。
とりあえず、出発!!
雨月茶屋さんの前を通りすぎ、三宝院の受け付けへ向かいます。
醍醐山は登山道も整っていて初心者でも登りやすい山ですが、お金はかかりますよ(^_^;)
あ。
登山だけなら入山料のみ600円ですね。(あとは交通費、駐車料金など)
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↑桜の季節はすごい人出だそうです。
↑唐門。金ピカ。お殿様でも出てきそう。
↑大変立派な仁王門。ここから先が伽藍エリア
新緑の木漏れ日の中を進みます。
↑まずは国宝の金堂。
本尊は薬師如来坐像。堂内はもちろん撮影禁止です。
↑こちらも国宝の五重塔。
写真をご覧のとおり、とにかく天気がいいです。
スカッと、ぬけるような青空。
朝だから?清浄な空気という感じ。
醍醐寺といえば、有名なのはしだれ桜だそうですが、咲き終わった今だから静かなお参りが可能です。
他の種類の桜も咲いていたので良かったです♡
続いて不動堂。
やっぱりお不動様が好きです。
お不動様の御真言は、私が唯一、そらで言える御真言です。
ちょっと面倒だけど、やっぱりお参りするんだから帽子はとります。
↑これは先日の葛城山でたくさん見たツクバキンモンソウかしら?
※訂正 再度、調べてみてキランソウとわかりました!4.26
伽藍の中は樹木の一つ一つにお手入れが行き届いています。
人の手が加えられた自然の中にも、日本人の美的センスがあると感じます。
↑日月門。
ここをこえるとなんだか、修験道の世界に少し近づいた(地理的に)気がしました。
こちらの鐘はつけません。
観音堂は正面からは入れません。入口は裏手に回るとありますよ。
ご本尊は准胝観世音菩薩さん。
あ~コレコレ。
お線香のいい香り。
毎日午前10時半と午後2時からはお勤め(観音経と般若心経)があるそうです。
観音様にお参りと御朱印を押してもらいました。
↑観音堂の正面。
観音堂の建物の出口から池ごしの弁天堂が美しい眺めで、いつまでもそこにたたずんでいたいような雰囲気でしたが、本日は上醍醐を目指していますので、名残惜しいけど先に進みます。
↑シャガ。和風の庭園によく似合います。
↑しばし見とれてしまいました。
池の向こうといえば、やっぱり弁財天さん。
この弁天堂への赤い橋の上から観音堂を見てもまたステキでした。
こんな贅沢なお庭…平安時代からずっと信仰が続いていて…今もこうして日本人に愛されている…
こんな非日常の別世界から、
お次は修験の、また違った意味で別世界へ行くとしましょう!!
伽藍を出ます。反対からは入れません。
↑ネコノメソウの一種だと思います。君の名は??
↑ちっちゃき可憐なあなたの名前は?
修験への道…
神仏習合の名残??
↑ムラサキケマン
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上醍醐
女人堂へやって来ました。
まずは安全に登拝できるよう祈願しました。
こちらの横の建物で入山料をお支払いします。
女人堂の前ではお地蔵様や不動明王様、理源大師聖宝さんなど…
AM10:10 登拝開始です。
本日の格好は普段通りの山登りスタイルで来ました。
荷物は飲み物、タオル、カメラ程度でかなりの軽装です。
私たちは登山靴履いていましたが、動きやすいハイキング程度の格好で十分、大丈夫ですよ。
いきなりですが、マムシグサ。
これ、道中にいっぱいありました。
登山でよく出会う、気持ち悪いアレです。
秋にツブツブの毒々しいトウモロコシみたいな実がなります。
↑ついでに銀竜草(ギンリョウソウ)。
このこも、よ~く見ているとたくさんありましたよ。低山の里山でもあるんですね。
ルート上には梵字の入った石柱があります。
登山の何合目という感じで、10までかな~なんておもっていたけれど、10が頂上ではありませんよ~(^_^;)
標高は低いのですが、なにげにこの階段がつらいんです。
迷うことはないけれど、とにかく階段状の登山道を頑張りましょう!!
ちょうど半分ぐらいの位置にお不動様。ここまで約1キロ。
タチツボスミレ?スミレの仲間は種類がいっぱいあります。
こちらもスミレ。
だいぶ登ってきたかな?街並みがちらっと見えます。
時々、休憩できるようベンチあり。
はい、頑張って!!後、もうちょっと!!
やっと来ました!!
こちらは寺務所の入口。
その横をとおります。
この時、どこかからかほら貝の音が聞こえてきました!!
じっと耳を澄ますと、この上の方から聞こえてきます。
醍醐水の井戸は帰りに寄るとして、まずはほら貝の聞こえて来る方へ行ってみよう!
いました!!こちらは准胝堂の跡地。
行者さんたちが、般若心経や御真言を唱えていました。
落雷による火事で建物は消失してないけれど、ここが一番のパワースポットのような気がします。
薬師堂。
行者さんたちも、そのお堂ごとにお経を唱えてまわっておられます。
お経をただで聞かせてもらえるのはとってもラッキーなので、行者さんたちがお経を唱えている間、ありがたく一緒に手を合わせます。
修験の山で、まさか現代の本物の修験者さんに出会うとは…
でも、山登りをしていると時々こういうことあります。
五大堂。
不動明王様の御真言だけは覚えているので、一生懸命、行者さん達に合わせて唱えることができました。
そして、ついに醍醐山の頂上へ。
こちらは如意輪堂。
京都の街並みがみえます。
開山堂。
夫が持ってきていた般若心経のお経を開いて、修験者さんたちと合わして声に出して唱えました。
醍醐山の山上から、行者さんのほら貝の音色が響きます。
さて。
行者さんたちはさらにこの奥へ向かったようですが、私たちはここで小休止してから下山開始。
あせびも沢山咲いています。
↑閼伽井醍醐水。
下醍醐で1本(300ml)200円で売っています。
コップは用意されているけど、自分でもってきてたので自分のコップで…
グビグビっといただきました。
口当たりがめちゃくちゃ、まろやか。
超軟水だそうです。
ではでは、下山しまーす。
めちゃくちゃちっちゃい花です。
下山中も、たくさんみつけました。
この子もちっちゃいです。
※追記:トウゴクサバノオ
再び女人堂へ戻ってきました。12:10。
夫も私も転ばず無事に下山!!
低山ハイクですが、充実の2時間でした(#^.^#)
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雨月茶屋
お腹がすいたので、駐車場横にある雨月茶屋さんで昼食をとることに。
タイミングよく待たずにすぐに席に座れました(^^)v
いただいたお料理は一番お手頃なお値段の精進料理の雨月(¥1620)
ボリュームが足りないかな?なんて思ったけど、お腹いっぱい!美味しくいただきました♫
夫の食べていた焼き餅入の五大力うどん(¥1080)も美味しそう!!
まとめ
今回の醍醐山ハイキングは
- 世界遺産、国宝あり(下醍醐 伽藍)
- 西国三十三箇所参り、御朱印をもらう事が出来た(第11番札所 醍醐寺)
- 歴史と日本の美を感じることができた
- 自然、山野草も楽しめる
- 庭園、仏像など見ごたえがあった
- 修験道の山を満喫できた
- とにかくお金はかかる(^_^;)
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