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はじめに
登山経験が長くなってくると、山行中の様々な場面で困ったことや、どうにか改善できないかな?と思う場面が誰にでもありますよね。
その時々で考え、試行錯誤することで、自分なりのマイルールが出来上がってきます。
また、登山初心者ばかりのグループ山行やソロでの山行ではなかなかきがつかないことも、
年配のベテラン登山者と同行することで、ちょっとしたアイディアや工夫を教えてもらえる機会があります。
ベテラン登山者さんには当たり前のことだと思いますが、
これから登山を始める方や、自分の振り返りや確認にもなるのでここに記録したいとおもいます。
靴ずれ対策
山の会に入会し、はじめてのクライミング練習では普通の登山靴を履いていきました。
しかし皆さんはクライミングシューズを履くまでもない場所ではアプローチシューズというものを履いて練習をしていました。
この初回の練習日に、先輩のアプローチシューズを履いて実際に岩場を登らせていただきました。
あまりにも普通の登山靴とアプローチシューズの滑りにくさの違い、登りやすさの違いを実感した私は、急いでアプローチシューズを準備しました。
それからというもの、山の会の山行ではほとんどがこのアプローチシューズを履いて山や岩場を歩いています。
今までソロで行っていた日帰り中心の山行とはわけが違います。
険しい岩稜帯を歩いたり、一日に歩く総歩行距離が長かったり、クライミングの技術を要する山行を行います。
今までの個人的な普通の山行では、普通の登山靴で十分対応できていました。
靴ずれになったことも一度もありませんし、靴紐がゆるんでくることも、ほとんどありませんでした。
しかしアプローチシューズを履くようになってから登山靴でのトラブル勃発!!
トモの登山時の困った!!
- 靴ずれ
- 靴紐がゆるむ
- 下山時に足底が痛む
トモの靴ずれ対策
- 靴紐は山頂(もしくは下山前)に、ゆるんでいなくても一度、つま先から締めなおす。
- 中敷き(インソール)を交換。
- 分厚い靴下を履く。
1.靴紐の締め直し
は、登山の技術の中でも基本中の基本です。
でも、ついついおろそかになってしまいがちなんですよね(-_-;)
あれって、どうだったっけ?
というような、今さらながら人に聞きずらいようなこともコッソリ本を読んで時々振り返るといいですね。
2.中敷き(インソール)を交換
アプローチシューズを履いて、けっこうガッツリな山行をするようになってから、
下山時に薬趾の関節部分が靴にあたり、皮がめくれそうになることが何度も💦
いったいなんでこうなるのだろう??
と検討した結果、自分の足の形状が原因ではないかと考えました。
足の形は人それぞれ。
外反母趾の人もいれば、甲高の人、幅広の人など様々。
私の足は、幅は普通。どちらかというと偏平足。甲が薄い。デス。
インソールは専門メーカーが、歩行時の足の裏の動きを研究したうえでしっかり足にフィットするよう工夫がされています。
そこでぴったり足の形状にフィットするよう、登山専門店で自分のアプローチシューズを持参の上、中敷きを購入しました。
※本来はインソールは自分で自分の足のサイズに合わせハサミでカットしますが、店頭で相談しながら購入したからか店員さんがカットしてくだしました(^^)v
さて…インソールは交換して足裏のフィット感は増したものの…。
実はそれでも足の小指の靴ずれは改善しませんでした(-_-;)
そこで、もう一点、変えた点は靴下です。
きっと足が靴の中で浮いてしまっているから、特に下山時の強い衝撃で靴ずれがおきてしまうのだろう。
という考察から、一番分厚いウールの靴下に変えてみました。
もしかしたら、コレを一番最初に試せばよかったのかな??なんて、内心よぎりましたが…インソールも大事です♡
余談ですが…
この靴ずれ問題の話題を師匠にしたところ、こんなアイディアを教えていただきました。
なんでも師匠の奥様の足の甲が薄いのだとか。
そこで肩パッドを足の甲の上にはさむことで、靴の中で足が浮くのを改善できるのだとか。
肩パッド…う~ん。肩パッドは持ってないけど乳パッドならあるような…。
よかったら試してみてくださいね♡
靴ひもほどけ対策
靴紐はゆるむもの。
こればかりは、致し方ありません。
しかし、結び方を少し工夫するだけで、簡単に靴紐のゆるみ対策ができます。
ゆるまない靴紐の結び方
①まずは普通に結ぶ
②①のヒモを右にきつく引っ張らないで、もう一回まわしてから左右に引っ張る。
③蝶々結びをするのですが…普通は輪っかに1回反対のヒモをまわして通すところを…
④二回、まわしてそこにヒモを通します。
⑤出来上がり♪結び目が二重になっているのがわかりますね!
ポイントは2回+2回と覚えていれば、あまり難しく考えなくてもその場で思い出すと思いますよ。
ほかにもほどけない結び方はあるようですが、簡単に覚えられる方法のほうがいいですよね!
汗冷え対策
先日、ある山行の後に
汗かきで、汗がなかなかひかないから気持ち悪い。
という話題がありました。
私も、その方も、他のメンバーもみんな同じアンダーウェアを着ていました。
実際にその人のアミアミを触らせてもらっても、なんだか湿っているような???
あれ?私達は大丈夫なのに、なぜかしら???
どうして同じ製品を着ているのに、汗のひき方に違いがあるのか?
違いを考えてみました。
一番肌に触れるベースの下着は同じです。
ミレーのアミアミのアンダーウェアの上に重ねて着ているウェアが問題のようです!
この方が下着の上に重ねてきていたのは、山小屋で購入した記念のTシャツでした。
これも特に悪いとは思えないのですよ、綿ではなく速乾性のあるポリエステルですもの。
私が着ているのは薄手のメリノウールの長袖シャツです。
この上に速乾性のある半袖Tシャツを重ね着していました。
レイヤリングがポイント!
肌をドライに保つ機能を持ったアンダーウェアですが、そのうえに重ね着するウェアも重要なです。
ウールのような吸汗性の高いベースレイヤーを重ねることで、汗冷えを軽減するのに役立ちます。
汗をかく量は人それぞれ。
絶対にこれが正解!という答えはないと思います。
私はその時の行き先や季節、標高、天気などにより、同じメリノウールのシャツでも、薄手、中厚手、厚手と使い分けています。
厚手は雪山のような寒い山行以外ではほとんど使用することありません。
頻回に着用するのが薄手のメリノウール。
夏のアルプス山行でも、メリノウールの長袖シャツは必ず着ていきます。