前回の三峰山での山行では、チラッと霧氷が見られたけれど…
あれでは全然(^_^;)100%満足といかなくて…
キラッキラの霧氷がどうしてもあきらめきれず、
天気予報とにらめっこの日々。
ついにタイミングよく、満足のいく霧氷の山行ができました!!
2017年12月2日、今回、霧氷を求め訪れたのは近畿最高峰の八経ヶ岳・弥山です。
こちらの山は梅雨のジメジメ時期にもオオヤマレンゲを求め訪れています。
その時の記事はコチラ↓
関西でも、霧氷の見られる山はたくさんあります。
ルート
山行記録1
まずはここから。
行者還トンネル西口の有料駐車場(1000円/日)に停車。
きれいな水洗トイレ完備。駐車場利用者は1回100円です。
AM7:30。
かなりテンション高めです。
では出発進行♪
本日の山行をご一緒してくださったのは、おなじみお山の師匠のBENさん。
まずはいつもの九十九折の急登です。
登りはじめてすぐに霜柱を発見。
いきなりの急登はきついのですが、小休止を何回か繰り返しペースよく進みます。
本日の登山計画の核心部?!風について
稜線に近づくにつれて風がどんどん強くなってきました。
↑コレ。
前日の金曜日に見た「てんきとくらす」通称「てんくら」の天気予報。
※「てんくら」の予報について賛否両論ありますが、ここでは参考までに。
朝の6時台まではCマーク(登山に適していない)です。
そして9時台になるとAマーク(登山に適している)なんですね。
何がCからAに変化しているかというと、風なんです。
深夜から早朝にかけて風速15m以上の強風です。
私も以前、鈴鹿山系の霊山山で強風のために途中、撤退したことがあります。
細かい砂がバチバチ顔に打ち付けて目を開けているのも大変。
立っているのもままならず、おもわずその場に座り込んでしまいました。
これが耐風姿勢をとるってことなのΣ(´∀`;)なんて、怖い思いをしました。
そんな経験があったので、この日の山行について計画段階で少し悩んだのですが…
予報を見ると朝の9時には風速11m/s、そして時間が経過するごとに風が弱まってきています。
と、いうことは…
あまり時間が遅くなると、せっかくの氷点下でついた霧氷も溶けてしまってはだいなしです。
これがズバリ、的中!!
奥駆道出合の分岐に出る頃には強風のため耳までニット帽を深くかぶっています。
そして休憩するために風のあたらない場所を探すほどでした。
稜線歩きは楽しいものですが、強風は体感温度をかなり下げます。
私たちはアウターのフードをすっぽり被り、頭部を風から守るようにしていました。
これをすると、だいぶ歩きやすく感じます。
「石休宿跡」あたりから徐々に風が落ち着いてきて、
「聖宝ノ宿跡」を通過する頃(9時頃)にはすっかり風を感じない程度になっていました。
その後は風もほぼ感じず、体感温度もどんどんあがり快適登山、そのものでしたよ♪
奥駆道出合~聖宝ノ宿跡まで
急登を登りきると、ここは行者還岳方面との分岐の箇所「出合」にでます。
ここにはちょうど良い休憩ポイントなのですが…強風のため、私たちは風のあたらない箇所を探すためにもう少し先へ進むことにしました。
強風ですが、私はそんなに心配していませんでした。
だって、予報では風は徐々に弱まる予定ですからね。
それよりも、ねらいどおりに霧氷がついていることに感激!!
雲ひとつない青空に、映える白い霧氷(*´∀`*)ノ。+゜*。
なんじゃこりゃ???
樹液のツララかしら?
きれ~~~~い!!
を何回連呼したことか(#^.^#)
石休ノ宿跡に到着。
この辺りは風が林で遮られ、身体も少しラクに感じるので小休止することに。
大きな岩の上に登ると、霧氷の森を上から見られました(^^)v
ますますテンションアップの私です♪
お気に入り♡の、いつもの行動食のドライマンゴーを急いで頬張りながら、気持ちはウキウキ♪ワクワク♪
早く先に進みたい気持ちでいっぱいです。
こんなちっちゃなスギゴケにも霧氷がついてますよ♡
聖宝ノ宿跡に到着。
ここは理源大師の銅像があります。
すっかり風も落ち着いたので、アウターのフードをおろし顔を出すと爽快です。
霧氷の白銀の森が続いています。
しばらくは二人共おもいおもいに写真撮影。
この辺りで下山してくる一人の男性とすれ違いました。
背には明らかにテント泊装備の大きなザックを背負った高齢男性です。
なんと、御年70歳だとか!!
前日は狼平でテン泊し縦走してきているそう。
そうやっていつも大峰山系をテン泊しながら歩いているそうです。
この先のルート状況をお聞きしながら、しばしお話させていただきました。
次へ続く…