雪山に対する尻込み
- 雪山登山なんて私には敷居が高すぎる。
- 雪山の経験(スキーやスノーボードも数える程度)がない。
- 道具類の準備に費用がかさむ。
- 寒いの苦手。
これらの理由から長年、雪山をすることはないだろうと考えていましたが…
私にとって初の冬靴(LOWA Mountain ExpertGTX)と共に、
この2017~2018年にかけての冬山はとても楽しい山行ができました。
山行記録がアップできていませんが(追々、投稿していきます。)
この冬の山行で履いた感想とともに靴の特徴など、ご紹介したいと思います。
2018.12追記
固定する箇所と、動きに柔軟に対応する箇所のメリハリあるフィット感に加え、上位モデルと同等のソールや使いやすさをサポートする機能で、冬季対応の登山靴に不慣れな初心者も、マルチに雪山を楽しむ中・上級者も、十分に満足できるだろう。
参考引用文献:山と渓谷2018.12 p106
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もっと登山を楽しみたい
ステップアップしたい!
2017年の山行を振り返ると、それまでの山行からはかなり飛躍の年でした。
(それまでの日帰り低山中心の私の山行に比べてです)
夏の八ヶ岳縦走、北アルプス穂高縦走、前穂高や西穂高のような岩稜帯、御嶽山、白山…
山に行けば行くほど、
- もっと他の山域にも行ってみたい!
- まだ見ぬ高山植物、お花に出会いたい!
- 北アルプスなどの標高の高い山々を縦走したい!
- いろいろな季節の登山を楽しみたい!
- モルゲンロートもアーベンロート見てみたい!
- 山上のテント泊もしてみたい!
などなど…楽しみは広がるばかり。
そのためには、岩稜帯や長距離歩行にも耐えうるような、もっとしっかりとした靴が必要では?
そう考えるようになりました。
そして季節は関西にも雪が降り出しそうなクリスマスシーズン。
今までも、オールシーズン用の靴に軽アイゼンをつけ積雪期の三峰山や高見山、八ヶ岳の北横岳ぐらいなら経験はありました。
でも、もうちょっとだけステップアップした登山を経験してみたいんだよな…
と、言うことで。
ALPINEモデルの靴を購入しよう。
と決断しました。
険しい山でも耐えうるような頑丈な登山靴、そしてアイゼン装着を前提とした靴をついにGETしました!!!!!
LOWA Mountain ExpertGTX
my favorite
LOWA(ローバー)のブランドの中でもアルパイン向けモデルのMountain ExpertGTX。
足を守る頑丈なつくりと、ハードな足底が特徴。
フレックスフィットシンクロ(足の動きに柔軟に対応するしくみ)を採用しているので、頑丈なアッパーですが、足首周りは柔らかく動きやすい。
前コバ
コバがあっても底が柔らかい靴だととワンタッチ式アイゼンを装着した時に外れてしまうこともある。
その点、このMountain ExpertGTXは全く問題なくアイゼンが装着できる。
後ろコバ
コバとはワンタッチ式、セミワンタッチ式アイゼンが装着できるヘコミのこと。
※ベルトタイプのアイゼンはコバがなくても装着できる。
ロック
靴ひもを締めた後に金具を倒すとロックがかかります。
ハードシャンク
足底部分に硬い芯材を内蔵している。
岩場など狭い足場では、足底が反らず硬いことで、接地面が(つま先部分だけなど)狭くてもより安定した立ち込みに対応できる。
購入のポイント
- 自分の足にあっているものを選ぶ。
- アイゼンとの相性を確認する。
- 保温材入り&防水素材
購入前になるべく長く試し履きをし、自分の足にあっているかを確認しましょう。
事前に手持ちのアイゼンを確認。(もしくは購入予定のアイゼンが何であるか店員さんと相談しながら購入)
感想
この冬ワンシーズンの山行はずっとこのMountain ExpertGTXを履いていましたが、
- 靴擦れは一度もしなかった。
- アイゼン装着中に外れることはなかった。
- 雪山でつらい足の指先の冷たさを感じることはなかった。
購入後初の山行は、ほぼ雪のない金剛山でした。
靴底の硬さから、下山時に歩きにくさを少しだけ感じましたが、何回か履いていくうちに違和感を感じることはなくなりました。
軽アイゼンで十分な低山であれば雪山用の靴よりもオールシーズン用の靴の方が歩きやすいと思います。
しかし、12本爪アイゼンを装着するような雪山の場合は、やはり底の厚く硬い頑丈な靴の方が安定感、安心感がありますね。
雪山用に限らず、無積雪期の山行にも言えることですが、登山靴に求めることって…
ストレスなく山行ができる。
登る、歩く、降りるなどの動作が問題なくできることかなと思います。
この靴なら安心して(自分には)ちょっとチャレンジな山行にも挑めます。