この記事は、前記事「霧氷の八経ヶ岳・弥山20171202①」の続きです。
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霧氷の八経ヶ岳・弥山20171202①
前回の三峰山での山行では、チラッと霧氷が見られたけれど… あれでは全然(^_^;)100%満足といかなくて… キラッキラの霧氷がどうしてもあきらめきれず、 天気予報とにらめっこの日々。 ...
聖宝ノ宿跡~八経ヶ岳登頂
聖宝ノ宿跡からはルートがアイスバーンのため、転倒に要注意です。
テン泊装備のおじいさんに教えていただいたとおり、乾いた石の上をつたいながら進みました。
登りではなんとかアイゼンを装着しなくても行ける感じです。
聖宝八丁の登りでは長い木の階段も出てきます。
ただでさえ、階段はきついものですが、凍っていることでさらに難儀します(^_^;)
だんだん霧氷の付き具合が立派になってきました。
途中、好展望の箇所があります。絶景を堪能。
遥か遠くがひかっていたため、ズームで撮ってみました。
これは海では???
空の青と霧氷の白。
ここまでこれば、もうひと踏ん張りです!
弥山小屋はすぐですよ。
弥山小屋が見えてきたました!!
私達は弥山小屋の前にザックをデポして、飲み物とカメラ、軽アイゼンの軽装で八経ヶ岳を目指すことにしました。
風もほぼなくポカポカ。
大きなクリスマスツリーが作れそう(#^.^#)
なんだかワイルドです。
↑この辺りはオオヤマレンゲの群落地。
霧氷の森へと化しています。
そろそろ軽アイゼンを装着しますよ。
オオヤマレンゲの霧氷の森を抜けると…
雲ひとつない快晴。風もおさまり、絶好の登山日和。
近畿最高峰の
八経ヶ岳に登頂です!!
しばし360度の絶景を楽しみました♪
霧氷の森が続いています。
大峰山系の山の山頂には、このように錫杖がある山があります。
修験道の山らしさを感じます。
金剛山と葛城山もくっきりわかりました。
八経ヶ岳~山メシ~下山
ではでは、名残惜しいですが、いったん弥山へ戻りますよ。
再びオオヤマレンゲの群生地を抜け…苔のモフモフ絨毯のゾーン。
白い絨毯もキレイでした。
ちびっこトウヒも霧氷がついて可愛いです♡
このあたりで軽アイゼンをいったん外します。
弥山小屋の前にあるこの看板。
ふくろうが乗っていて可愛いです。
弥山小屋は冬季は休業。
小屋前のテーブル周辺にはたくさんの登山者で賑わっていましたよ。
みなさん、バーナーで暖かいヤマメシ?を調理されていました。
私達もウッドデッキに腰を下ろして、大休憩です。
BENさんが手際よくお料理してくれています。
私は…ドライマンゴーをつまみながら出来上がりをワクワクして待つのみ( ̄∀ ̄)
人にお料理してもらえるなんて、なんてありがたいのでしょう♪
待つこと数分…
BENさん特製キムチラーメンの出来上がり!!
生麺&キムチの辛さが食欲をさらに加速させます♪
キムチラーメンのあとは、コーヒーもご馳走になり至れり尽くせり♪
お腹も心も満たされました。
食後はカメラだけ持って、弥山小屋からすぐの天川弁財天の奥宮までお散歩です。
八経ヶ岳もキレイによく見えますよ。
積雪はないのに、立派な霧氷がついているのがよくわかります。
登山の安全無事を感謝いたしました。
弥山小屋まで戻ってきました。
ここで、今時な山ガールウェアに身を包んだ女性二人組に声をかけられました。
お手洗いを探しているとのこと。
残念ながら、冬季はトイレも板壁で閉ざされ、閉鎖されています。
そっと?!
私も木陰で済ませたことを伝えましたが…彼女たちは大丈夫だったかな??
このトイレ問題の壁を乗り越えられたら、行けるお山の幅がぐっと広がりますよ(^O^)
再び軽アイゼンを装着し下山開始。
木陰はまだ凍結していますが、木製の階段を降りたあたりから路面がぬかるんできました。
あっという間に、霧氷の森が消えてしまいました。
すぐに軽アイゼンを脱ぎました。
ワンポイントアドバイス
脱いだアイゼンを、手に持ったまま下山したり、ザックに外付けする人もいますが大変危険です。
汚れたアイゼンをしまえるようにビニール袋などを準備しておきましょう。
正午を過ぎると霧氷の森がどんどん消え普通の秋の風景に。
ぬくい!!(暖かい!!)
防風のための手袋も脱ぎ、インナーにしていた手袋のみで十分です。
ちなみにこの手袋、ランドネの付録です♪
登りで休憩した石休宿跡も、全く霧氷の気配がありません。
稜線もここまで、分岐の出合まで戻りました。
ここからはいっきに激下りがスタートです。
下りのほうが転倒は多いので慎重に歩きます。
私は登りの方が得意ですが、BENさんは特に下りの方が得意。
軽快なペースです。
あっというまに木製の橋まで戻ってきました。
PM2:00。
無事、下山。
今回の山行は最高に良い天気の中、
霧氷の世界を堪能できました。
↑有料駐車場の奥に靴洗い場あります。ここで泥を洗い流して帰れるの便利ですよ。