6月の蒸し暑いこの時期。
涼し気で上品に咲くササユリの自生地にハイキングへ行ってきました。
低山ならサクッと短時間で下山できるので、お花見できると楽しみも倍増です
ササユリの特徴
- 日本特産のユリ。
- 淡い桃色から白色の花を咲かせる。
- 草丈は50~100cm
- 葉が笹に似ていることから名がついた。
ササユリの開花時期は?
ササユリの開花時期は一般的に6月~7月と言われています。
ササユリの咲いている場所は?
- ササユリは低山地の疎林や草地。
- 本州中部以西、四国、九州の山地帯の草原に生える。
- 芳香があるので咲いていると、近づくと良い香りがしてきます。
ササユリの花言葉は?
- 上品
- 清浄
- 希少
- 純潔
二上山のハイキングレポート
今回、奈良県側の二上山登山口からのハイキングです。
二上山には雌岳と雄岳のふたつのピークがありますが、この山行では雌岳の山頂を経てすぐにピストンで元の駐車場へ下山する単純なルートです。
他にも大阪側から登るルートや、雄岳のピークを目指すなどコースはいろいろと選べます。
道の駅 ふたかみパーク當麻 の駐車場に停車。
事前の情報では、平日なのに駐車場がすぐにいっぱいになる、と聞いていたのですが…
2023年6月13日は、駐車場も空いていてスムーズに出発することができました。
道の駅からの登山口は少しわかりずらいかもしれません。
駐車場から、つい公園の方へまっすぐ行きたくなる衝動にかられますが、駐車場を出てすぐ左へまっすぐ歩きます。
この時、大きなため池の横の道路を歩きます。(反対に右へ進むと墓地の前を歩くことになります)
小さな十字路で左手に、これまた小さいけれど木製のお堂があります。(傘堂)
ここに登山口への看板あり。
右へ曲がり、軽の車が1台通れる程度の細い細い小道をまっすぐ歩きます。
突き当りに神社あり右へ。
再び大きなため池横を通過すると鳥谷口古墳が進行方向右手にあります。
緩やかな坂道を道なりにそのまま進みます。
釣り堀と、真言宗の小さなお寺の間を抜け、クネクネと道なりに進みます。
お不動さんの小さなお社横を通ります。
祐泉寺に到着。
すると通行止めの看板が。
かなり道が荒れている様子で通行止めです。
祐泉寺前を左へ通過すると、歩きやすい登山道に入ります。(岩屋峠方面へと進む)
この季節ならではの花がないかと下ばかり向いて歩いてしまいます。
沢沿いの道をすすみ、馬の背へ出ます。
馬の背から雌岳への道すがら、たくさんのササユリが自生しています。
普通の白いユリはよくみかけますが、ピンク色のササユリは可愛さも倍増です
花がたくさん咲いている株はゴージャスな雰囲気です
オカトラノオでしょうか。
これから咲く株がたくさんありました。
これから咲く株もあるので、まだササユリ観賞は楽しめそうです
大阪方面の景観。
海の向こうは淡路島でしょうか?
どおりで蒸し暑いと思いました。
この日の最高気温はかなり高かったのです。
汗が出て、蒸し暑さでカラダがダル重く感じました。
山頂はベンチがあり休憩スポットです。
水分補給とゼリー、バナナでおやつタイム。
お花も観られたので、長いせずに下山することにしました。
下山はあっという間に感じました。
平日のため登ってくる人とのすれ違いも、それほど苦でもなく歩けました。
この季節は苺の季節。
赤い実が登山道でも目立ってすぐにみつけられます。
ホタルブクロかな。
夏のお花ですね。
2時間ちょっとの短時間なハイキング。
無事にお花を愛で下山できました。
ササユリの関連情報
ササユリが今、旬で咲いている場所をご紹介します。
それは奈良の大神神社。
ササユリ園ではお花が開花し見ごろを迎えています。
参拝の後にはササユリ園でお花を観賞してみては?
6月18日まで開園しています。(9:00~16:00)