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紅葉の御嶽山を満喫2017おすすめルート①

はじめに

2017年10月8日に日帰りで岐阜県の御嶽山に登ってきました。

日帰りで十分楽しめるとっても良いお山、ルートだったので紹介します。+゜*。

素晴らしい紅葉五ノ池小屋(ぱんだ屋)さんのカフェメニューも堪能♪

 

 

噴火の記憶はまだ新しいところだと思います。

亡くなられた方には謹んでお悔やみ申し上げるととともに、ご冥福をお祈り申し上げます。

 

2017年8月、噴火活動や山頂直下付近の地震活動はゆるやかな低下が続いており、2014年10月中旬以降噴火の発生がないため、噴火軽快レベルが1(活火山であることに留意)に引き下げられた。ただし現在も、火口から概ね1kmの範囲は立ち入り禁止区域であり、「岐阜県北アルプス地区及び活火山地区における山岳遭難の防止に関する条例」により、御嶽山の火口から4km以内に立ち入る場合に登山届の提出が義務付けられている。参考引用:ウィキペディア

このことからもわかるように、今はロープウェーも運行されていますし、たくさんの登山者が戻りつつあるお山となっています。

 

 

私も登山をはじめたばかりの頃、初心者でも3000m峰の登山が出来た!!

という少し自信をつけることの出来た山として思い出深いです。

ロープウェー利用も含め噴火前には山頂まで、ルートを変え数回の登山経験があります。

だから御嶽山は本当にいいお山だという印象があり、再び登りたく思っていました。

 

噴火で亡くなられた登山者の方も、きっとまた登山者で賑わう山に戻って欲しい。

そんな風に思っているのではないかしら??

亡くならた方のご冥福を祈り、御嶽山の復興を願い…

御嶽山を山行を楽しんできました♪♪

※関西からはアクセスに時間がかかるため、愛知県の実家に前後泊しています。

御嶽山

2014年9月27日午前11時52分。秋の行楽シーズン、絶好の登山日和の日に御嶽山が突然の噴火。

水蒸気爆発による噴石で多数の死傷者がでたのは記憶に新しいところ。

日本百名山のひとつ。

御嶽山は3000mを越す雄大な独立峰である。山としては富士山ににて、登拝的な要素が強い。古来多くの人に親しまれ、登られてきた山だけに、山麓の各所から開かれている登山道は整備され、登りやすい。とはいえ、その標高差は大きいので油断はならない。夏山は7月下旬から。9月にはもう秋風が立ち、急速に冷え込んでくる。引用文献:集英社・ふるさと百名山no.8木曽駒ケ岳、御嶽山

その豊かな自然は、春の残雪期には春山スキーが楽しめ、夏には高山植物、ライチョウ、そして雪渓が残るエメラルド色に輝く二の池、三ノ池の絶景が広がる。真夏でも下界の暑さを忘れさせる爽やかな風が吹き、登山者を癒してくれる。秋には見事な紅葉が山肌を染め、冬、独立峰の御嶽山は風が強く一瞬のミスさえ許さない厳しい山となる。

参考引用文献:御嶽山噴火 生還者の証言 著・小川さゆり ヤマケイ新書

 



ルート

今回のおすすめルートは、覚明行者によって開かれたという御岳山で最も古いという登山道です。

噴火前であればロープウェー利用者が山頂、剣ヶ峰を目指すポピュラーなルートです。

現在は二の池と剣ヶ峰への分岐から先、剣ヶ峰へは通行止めになっています。

私たちはマイカー利用なので黒沢口6合目の駐車場からスタートしていますが、ロープウェー利用でも7合目付近で8合目女人堂へと続くルートと合流します。

そして二の池方面へ進み、賽の河原を通りすぎ摩利支天山を目指します。

摩利支天山登頂後、摩利支天乗越まで戻り、三ノ池を右手に見下ろしながら五ノ池小屋へと下ります。

五ノ池小屋で大休憩をとり、三ノ池の外周をぐるりと回りつつ横手道(三ノ池・女人堂遊歩道)を通り黒沢口8合目女人堂へと戻ります。

女人堂から先は来た道を戻る形になります。

 

黒沢口6合目ー黒沢口7合目・行馬山荘ー黒沢口8合目・女人堂ー石室山荘ー覚明堂・避難小屋ー二の池ー賽の河原ー三ノ池乗越分岐ー摩利支天乗越展望台ー摩利支天山ー摩利支天乗越ー飛騨頂上ー五ノ池山荘ー三ノ池ー三ノ池避難小屋ー黒沢口8合目・女人堂ー黒沢口6合目

見どころ

  • 山岳信仰の山であることを実感できる石碑や霊神碑が多数ある。
  • 天気がよければ北アルプス方面、白山方面、八ヶ岳方面と大絶景の展望が望める。
  • 季節それぞれの高山植物や紅葉が楽しめる。
  • 賽の河原の荒涼とした景観や、火口湖のある特異的な景色が見られる。
  • 運がよければライチョウに出会えるかも。
  • 山上で美味しいカフェメニューが頂ける
  • 標高差、歩行距離、歩行時間も十分、登りごたえのある山行を堪能できる。
  • 下山後の楽しみ♪リラックス&癒しの温泉がたくさんある

私たちは日帰り山行でしたが、登山初心者には御岳ロープウェーの利用や、

小屋泊やテント利用でゆったりのんびり、御嶽山を満喫するのもいいですね。

私も時間的に余裕があれば、

せっかくのいいお山を日帰りで下山するのはもったいない!!

ぜひぜひ山で泊まるのも体験していみたいところです♪

 



黒沢口6合目~黒沢口8合目・女人堂~石室山荘

今回も山行にご一緒していただいたのは山の師匠ベンさんです♪

 

登り始める前ですが…

tomoがいきなりの大失態!!

カメラを忘れましたΣ(|||▽||| )

というわけで、ベンさんに携帯写真をたくさん撮っていただきました。

 

 

私たちは黒沢口6合目の駐車場に5時30頃に到着。

まずは登山届けをポストに入れます。

キレイなおトイレもあり、駐車場も無料。

うん。いい登山口です。

駐車場へ続々と車が入ってきます。

私たちが下山する頃には、ひとつ下の駐車場にもたくさん停まっていたので、この日はかなりの入山者がいたようです。

空は抜けるような青空!!

朝陽が木々の上部にあたっています。

さっそく、鳥居と小さなお社が。

ここが御岳山の登山道でも古いルートであることを感じさせます。

朝陽が眩しい。+゜*。

黄葉にあたってキラキラしてます。

はじめは樹林帯を進みます。

木々の隙間から朝陽に照らされた雲海が垣間見えます。

ゴゼンタチバナの赤い実は可愛いので大好き

 

整備は行き届いているのですが…

夜露に濡れた木道とぬかるんだ土が大変歩きにくい(^^;

濡れた葉っぱがイキイキして見えます。

ルートの途中、こんな鐘がいくつかあります。

まずは最初の一打。

ゴーーーーーーーン♪

いい音が辺りに鳴り響きました。

なんだかシャキっと気が引き締まりますよ。

あ~~~。早く、この雲海を上から見下ろしたいな!!

早る気持ちもありますが、登りで急ぎすぎないようにしないとね。

青空ーーーー!!

立ち枯れの木も絵になります。

行場山荘さんに到着。

だ~~~れも、いません。

まだ開店前なので閉まってます。

ここは通り抜けます。

 

徐々に鬱蒼とした樹林帯から広葉樹の林へと入っていきます。

青い空に黄葉が映えますね。

確か、この辺りでロープウェーからの登山道と合流します。

ここは小さな滝に紙垂が掛けられていました。

眩しい~~~~(*´∀`*)ノ。+゜*。

嬉しい悲鳴です♪

登り始めから、これだけの紅葉に出会えているのでテンションもいきなり最高潮!!

この後の歩みにも期待が高まります。

 

雲海をバックに。逆光ですね。

肉眼でみた朝陽に照らされた雲海は、キラキラと雲の波間が光って最高に綺麗でしたよ。

清々しい秋の空気、青空、紅葉。

もうすでに大満足です。

一つ目の大休憩のポイント、8合目の女人堂に着きました。

これから登る峰々を眺めながらベンチで軽く食事です。

おにぎりでエネルギー補給しましょ。

北アルプスがすっきり見えています。

乗鞍高原、その向こうには穂高の山々が!

八ヶ岳、甲斐駒方面かな?

徐々に雲海が消えていっているような?!

大休憩でお腹も満たされたことだし、再び登山再開。

女人堂はちょうど横手道との分岐ですが、私たちはそのまま黒沢口登山道を石室山荘に向かい登ります。

好天に恵まれて秋景色の登山道を歩くのは最高の癒しですよ♪

青・赤・緑♪

山肌が紅葉のストライプになっています。

少し登ったところで振り返ると女人堂が見えます。

低木も紅葉してます。

やっぱり、だんだん雲海の量が減っていってる。

あ!!

石室山荘が見えてきた♪

かなりの激登りですが、ゆっくり焦らず登りますよ。

クロマメノキが赤く紅葉しています。

ほらね。

やっぱり雲海がどんどん消失していってる。

 



石室山荘

ついに、石室山荘に到着です♪

ここは山荘の建物内を通り抜けるルートです。

コタツの奥の窓越しに雲海が!

なんだかランプやコタツが味のある雰囲気で…

ついつい、ベンさんに写真を撮ってほしいとお願いしました。

ここでも休憩。

温かいおしるこをいただきました。

ちょこちょとエネルギー補給しながらゆっくり登るのは高山病予防に繋がります。

バテないためにも有効ですよ。

石室山荘はおしるこを食べたから?!

和風の絶景カフェでした♪

 

9合目~二の池~摩利支天山

石室山荘で二度目の大休憩をした私たち。

おしるこを食べて身体の中から温まりました。

石室山荘から9合目の覚明堂まではすぐそこです。

鳥居のところで、噴火の被害に遭われた方へ慰霊のお参りをさせて頂きました。

石室山荘の手前あたりからルート上に積もっていた火山灰も、ますます堆積が多くなってきました。

このロープから向こうは通行止め。

二の池、三ノ池方面へ進みます。

火山灰でかなり埋もれているように見えます。

このすぐ近く二の池本館のあった場所では、今も復旧工事をされている最中でした。

寂しい景色。

音のない世界のよう。

振り返って…

この地を通過する時ばかりは緊張感が走りました。

賽の河原を通過。

ハイマツを行き交うホシガラスを多く見かけましたよ。

賽の河原避難小屋、三の池乗越あたりからの絶景。

濃いブルーの三の池の色がなんとも神秘的です。

はるか遠く、あれは白山??

 

摩利支天乗越を越えすぐ、展望台に上がってみました。

バックはこれから登る摩利支天山のピーク。

摩利支天乗越から山頂までは楽しい岩稜帯歩きです。

サミット♪

もう少しで3000m。かなりの高所にいるのですね。

山頂は狭いです。

譲り合って記念撮影をしましたよ。

 

三角点もあります。

あっという間にガスが登ってきました。

摩利支天乗越まで戻りました。

ここは二の池方面と五ノ池方面の分岐です。

五ノ池方面へと下りますよ。

ここからは激下り!!

落石、浮石、転倒には要注意です。

進行方向の右手には三ノ池。左手には五ノ池小屋が見えています。

だいぶ下りきったところで摩利支天乗越を振り返り見ます。

五ノ池小屋はすぐそこです。

 

 

 

五ノ池小屋の様子、カフェの情報は②へと続きます。

 

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