登山やハイキング、クライミング、雪山、沢登にアイスクライミング…。
山の楽しみ方は人それぞれあるけれど、どんな時もその山の思い出とともにワンセットなのが食べること!
山頂から見た絶景や、急登でしんどかったこと、ぐびぐび飲んだ冷たいお水、その思い出の中のワンシーンに食べることってありませんか?
言い方を変えるなら、「あの時、食べたラーメン!ただのカップ麺なのにめちゃくちゃ美味しかったよね!」
なんて具合に、山の思い出は美味しかった山メシの味や香りでパッとその時の雰囲気まで思い出すこと、ありませんか?
山小屋で食べた絶品メニューや、下山後のお楽しみグルメ、自分で作る簡単にできちゃうけどおいしい山メシなどをご紹介します
山小屋グルメ 赤岳鉱泉
言わずもがな、八ヶ岳と言えば、赤岳鉱泉!
それぐらい有名な山小屋さん。
名物、定番のステーキは毎日夕食で食べられるわけではないんですよ!
その日、に当たったらラッキー!
赤岳鉱泉の隠れた人気メニュー?
- ビーフカレー
- タヒチカレー
- マレーシアカレー
- パンジャブカレー
- インドカレー
- ジャワ風カレー
八ヶ岳には冬の方が良くいきますが、阿弥陀岳の南陵(バリエーションルート)山行の時(7月終わりごろ)に、アブがすごくて本当につらかったのを思い出します。
山小屋グルメ 赤岳天望荘
ロケーションばっちり!日の出を山上から見るならココ!
お正月もビュッフェだよ!
年末のじゃんけん大会の景品が超豪華なのもお知らせしときます。
数年前、山岳会の先輩がじゃんけん大会で勝ち残り、一度に天望荘のペア宿泊券と、イベリコ豚をゲットしたのは今でも仲間内の伝説です!
ちなみにその景品を譲り受け恩恵にあやかりました!アリガトウ先輩!
お正月料理(おせち)とお雑煮にテンション上がりました!
稜線上でこんな温かいお料理が食べられるなんて贅沢です!
山小屋グルメ 赤岳山荘
赤岳山荘さんは美濃戸口から車で林道をあがってくると、「駐車場」の小屋というイメージの方も多いのでは?
ついつい通過点になっていて、泊まったことがないという人も多いと思います。
一度泊まってみるとわかります!
ご飯はボリュームもありメニューの品数も豊富、お風呂はないけどご飯はめっちゃおいしいんです。
ローストビーフ丼はtomoも八ヶ岳の山小屋メニューの中で一番好きな一品です。
山小屋グルメ 行者小屋
行者小屋は山岳会に入り、はじめての雪山テント泊山行でお世話になりました。
山小屋グルメ 夏沢鉱泉
車で送迎してくださるサービスが嬉しい夏沢鉱泉。
スタッフの皆さんも気さくで話やすく快適に過ごさせていただけます。
冬のアイスクライミングで冷えた体を温泉に入り温まれるのもこの小屋の魅力です。
名物は豆乳鍋
自家製のお味噌が絶品ですよ!
暖炉の温かさがまた雰囲気あっていいんですよね♪
食後のデザートには選べるアイス(ジェラート)つきです。
私はココナッツがおすすめです。
山小屋グルメ 黒ゆりヒュッテ
稲子岳へクライミングの際、休憩に立ち寄りました。
ビーフシチュー
マフィン
店内のカフェスペース
コケモモのマフィンをいただきました。
山小屋グルメ オーレン小屋
※準備中
ボルシチ
前泊&下山後のお楽しみ yastugatake J&N
参考
コロナ以前は海外(特に韓国などアジア圏)のお客さんが週末にツアー?団体でお泊りになっていることが多く、なかなか予約がとれませんでした。今なら外国のお客さんはまずいないので、週末でも予約が取りやすい状況のようです。
定番メニュー
パティシエのシェフが作るデザートも、ご飯メニューとセットで必ず食べたい一品ですよ!
ここだけの話
アイスクライミングの練習でよく訪れる八ヶ岳。遅出の出発の時は、運が良いとJ&Nさんで出来立てのクロワッサンを朝食がわりに購入できることがあります。焼き立てのクロワッサンをほおばりながら、トラックの荷台で揺られて林道を進んだ時は、まるで子供の頃に戻ったような?!楽しい思い出です
期間限定メニュー
季節限定メニューもコンプリート!?
泊まった人だけ食べられる
朝食はバゲットパンのサンドイッチだよ。
早出出発の人にはおにぎりを準備してくれますよ。
おまけ 簡単だけどおいしい山メシ
山岳会の山行でいつも気になるのが、そう、自分が何の担当になるのか。
私の教えて頂いた師匠は昔ながらのヤマヤさん。
山岳会の山行では必ずテント泊。
山小屋の食事を利用することはまずありません。
つまり食事の準備も全部、自分たちで用意します。
そこで、ほとんどの場合、女性は「食担」(ショクタン)と言い、食事担当になることが多いんですよね。
皆の好き嫌いや、アレルギーの有無、山行日数も加味しながら食材の保存や分量まで考えなければならないことは盛沢山!
アルパインの山行では、いかに軽量化して素早く行動するか、というのが重要になってきます。
ただでさえ、ハイキングでは普段持たないような装備のギア(カラビナやロープなど)が重くて多いので、どうしても重量を減らすためにも少しでも余分なものは持たないように工夫します。
そんな様々な制約を乗り越え、決まったメニューというのはだいたい「お鍋」になるというわけです。
私が食担で準備したメニューで好評だったのがコチラ!
定番の鍋といったら、スープの味を醤油が味噌か、とんこつかと選ぶ程度ですけど、私たちの山行グループでは今まで「もつ鍋」を山行で食べたことはなかったみたい。
もつ鍋ならとにかくキャベツ多めにして、あとの具材はだいたい決まったものだしね。
ちょっと横着して、ネットで専門店から冷凍のスープとお肉を取り寄せたから味は間違いなし!!
一つだけ失敗したことは、ニラです。ニラ。
tomoは奈良から愛知県までは公共交通機関を利用し、名古屋からは会の皆さんと車に乗り合いで現地へ向かいます。
この奈良から愛知までの電車、バスの間、私の荷物から香味野菜のニラやネギの香りがプンプン。
味は美味しくて温まり、皆に喜んでもらえたのですが、食材の匂い対策を厳重にすればよかったとソコだけが心残りな思い出でした。