広告 10月 クライミング 三重県の山 山行記録 山野草・高山植物 御在所岳 鈴鹿山系

御在所岳の秋の花・山野草(2023年10月)

山に咲く秋の花を知っていますか?

私は登山、ハイキングはもちろんのことクライミングをしていても花が気になります。

この記事では今回、御在所岳へクライミングに行った時に出会った秋の花をご紹介します。

花と言えば春のイメージですが、秋にも可愛らしいお花がたくさん咲いていますよ

御在所岳

裏道登山道から藤内壁を見上げる

御在所岳と言えば、東海・近畿・北陸方面からも多くの登山者が訪れる山として有名です。

山上にはスキー場があり、またロープウェーでの観光などハイキングや登山者だけでなく子供からお年寄りまで皆が楽しめる良い山です。

御在所岳裏道登山道から四日市方面の眺望

登山道としては中道が人気ルートですが、クライマーが多く訪れるのは裏道ルートです。

裏道の登山道からは途中、藤内壁を登るクライマーのコールの声を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

クライミングのメッカとしても御在所岳は昔から愛されている山なのです。

特に秋のクライミングシーズンには多くのクライマーが訪れます

アクセス

車の場合

新名神高速道路 菰野ICから約10分

地図のスカイライン麓側にあるかもしか大橋から山上方面へと(ロープウェーの乗り場側ではない方)車道を進むと、最初のトンネルの手前とトンネル手前の小さな橋の手前あたりに駐車場があります。 ハイシーズンにはすぐに駐車場がいっぱいになってしまいますので要注意です。

最初のトンネルより山上側にも駐車場はあります(裏道登山口への徒歩の距離が伸びていきます)

ハイシーズンにはこのかもしか大橋より麓側の駐車場までいっぱいになる程です。

藤内壁 前尾根

前尾根 P7の取り付き

御在所岳の前尾根と言えば、マルチピッチクライミングのトレーニングルートとして人気が高いです。

このルートが時代を越えて多くのクライマーに愛される理由は、長さと変化といったクライミング要素だけでなく、美しい白い花崗岩と、ルートからのすばらしい眺望にもあるのではないだろうか。

参考引用文献:山と渓谷社 笹倉孝昭・著 アルパインクライミング教本

山行タイムや装備、概念図など詳しくは上記「アルパインクライミング教本」が参考になりますよ

それゆえ週末ともなれば何グループも集中して訪れるため、渋滞になることも。

取り付きでかなりの長い時間の待ち時間を要することもあります。

蛇の皮 5.9 リードにチャレンジ!完登できた

2023年10月中旬、平日。

週末の混み具合がウソのように、クライマーの入山者数が少ないです。

トップロープを張って練習するにはうってつけです。

私たちは前尾根P7にあるクラックルート(バリエーションルート)にチャレンジしました。

まずはTRで2回練習、3回目にリードチャレンジ。

ケガをしないために

ケガはしたくないので、オンサイトトライにはこだわりません!

クライミングには自分自身のこだわりは人それぞれ、いろんな考え方がありますが私は練習で大丈夫と確信できてからリードにチャレンジするタイプです

テンションをかけずに落ち着いて登りきることができました

昨年から取り組みはじめたクラッククライミング。

最近はすこしずつ練習の成果が出てきたと実感しています。

ナムサハスミダ 11a

レジェンドS氏にTRを張っていただいた

この日は偶然にも久しぶりにお会いしたS氏に少し遊んでもらうことができました。

一の壁でアップを終えたS氏。

私たちが取り組んでいた蛇の皮(ルート名です)の左手奥にあるスラブのルート「ナムサハスミダ」をするとのこと。

「やってみる?!」と気軽に声をかけてくださいました。

そのルートにTR(トップロープ)を張ってくださるとのことで、遠慮なく触らせもらうことに。

ナムサハスミダはS氏の後輩の方が開拓されたとのことです

アドバイスを色々もらいながら取り付くも、TRなのに!?A0しているのに!?

ほぼ垂直に見えるスラブルート。パワー系のルートでまさしく手も足もでませんでした。

S氏(70歳代)がレジェンドと言われる所以は、数々のアルパイン山行や海外でのクライミング経験もあるそうです。

実際の詳しい山行について、いつかご本人からお話を聞いてみたいです。

具体的な日本の記録(私の知っている範囲では)下記の本「日本50名ルート」の中で、初登者としても名前を連ねておられます。

秋の花・山野草

登山やハイキングで出会う花の代表格と言えば、チングルマコマクサを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?

花の名前、一度は聞いたことがあるのでは

それらの多くは春から夏にかけての花がほとんど。

この記事でご紹介するのは、雑誌などで取り上げられたり、ハイキングで出会う花の図鑑などで紹介される事が少ないお花たちです。

いずれも裏道登山道を歩く際に、よ~~~く観察していれば見つけることができますよ。

御在所岳にはこんなお花も咲くんだよ!ぜひ参考にしてくださいね

アケボノソウ

特徴的な模様が目をひきます

参考

  • リンドウ科センブリ属の2年草
  • 和名は花冠の斑点を夜明けの星空に見立てたことに由来する
  • 山地のやや湿り気のある場所や木陰に生育する
  • 日本のレッドリストに指定されている都道府県もあり、個体数の減少が危惧されている山野草でもある。

参考:Wikipedia

だいたい毎年同じ場所で見つけることができています

コウヤボウキ

 

参考

  • キク科コウヤボウキ属の落葉小低木
  • 和歌山県の高野山で茎を束ねて箒の材料にしたという由来がある
  • 山林の日当たりの良いところ、少し感想した林内によく生育している
  • 花期は9月~10月

参考:Wikipedia

ジンジソウ

別名 モミジバダイモンジソウ

参考

  • ユキノシタ科ユキノシタ属の多年草
  • 花期は9月から11月
  • 山地の渓流沿いや、日陰や湿り気のある岩壁に生育

参考:Wikipedia

フクオウソウ

目立たないけどよく見ると変わってる!?

参考

  • キク科フクオウソウ属の多年草
  • 花期は8月から9月
  • 和名は三重県菰野町の福王山に由来する
  • 山地の林下に生育

参考:Wikipedia

 

秋の花探し

鈴鹿山系は御在所岳に限らず、花の種類が豊富で花好きにも親しまれています。

秋の花はまだまだ知らないものがたくさんありそうです。

また新たな花との出会いがあれば追記していきたいと思います。

いつもブログを読んでくださりありがとうございます。

ランキングに参加しています。

応援のクリック👇よろしくお願いいたします。


山ガールランキング

にほんブログ村 アウトドアブログ 女性登山者・山ガールへ
にほんブログ村

ブログ更新の励みになり嬉しいです。

-10月, クライミング, 三重県の山, 山行記録, 山野草・高山植物, 御在所岳, 鈴鹿山系
-, , ,