秋の気配と富士山が見たい!!八ヶ岳・編笠山へ
編笠山(2524m)
八ヶ岳の南端にある編笠山へ日帰り登山に行って来ました。
8月に我が家の山ガール(娘Y)と行ったガッスガスの蓼科山からの八ヶ岳リベンジ登山です。
ど~も、昔から八ヶ岳ではお天気に恵まれず、唯一良かったのは冬山の北横岳のみ。
今回は紅葉は見れればラッキー!でも、富士山だけは見たい!!という思いを胸に訪れました。
コースは
観音平→雲海→押手川→編笠山→青年小屋→押手側→雲海→観音平
6:20スタート→9:25山頂→休憩(山頂・青年小屋にてtotal 1時間)→13:20下山 休憩込みで7時間
登山開始!!
深夜に関西を出発しました。道中は雨も降っており、ちょっぴり不安になりつつ向かいます。
登山口は中央自動車道・小淵沢ICより県道11号、618号経由で約8km。あっというまに登山口へ到着します。
登山口のある駐車場へ着く少し手前で、大きなシカと出会いました。
暗闇、そしてガスで視界も悪いフロントガラスに大きな鹿の姿を確認すると、かなりギョッとします。
事前にネットで9月末の日曜に登った人の投稿を読み、けっこう早い時間から駐車場がいっぱになると知っていましたので朝6時までには駐車したい!と、早寝・早出したおかげで時間どおりに駐車場へ到着しました。
駐車場はまだ数台分は空きスペースがあります。
簡易トイレ3台あり。登山ポストに登山届けを入れます。
同時刻から登り始める人がたくさんおられました。
登り始めは幻想的な林の中を進みます。
こんなお天気だけど、気分はルンルンです。
しばらくお花を見つけてはパシャリ!キノコを見つけてはパシャリ!!
歩調もゆっくりペースです。
途中から巨石がたくさん現れました。
モアイ??
こんな面白い岩も!
巨石群の多さに岐阜県の笠置山を彷彿とさせます。
苔むす森の風景はジブリ映画のよう。
木霊がいそう…
雲海(最初の休憩ポイント)では、晴れていれば富士山が見えるのですが雲の中でした。
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突然。
先を歩く夫がビックリして大きな声をあげました。
なんと、リスがいたのです。
上の写真の中央に松の実があるのわかりますか??
出会い頭にビックリしたリスはこれを一度は置いて逃げようとしたものの、戻って加えて逃げて行きました。
写真はとれなかったけれど、尻尾がフサフサでとっても可愛かったです♥
↑参考までに。ホントにこんな感じでした。(朽木温泉てんくう内でたまたまみつけて写真撮りました)
次の休憩ポイント押手川で小休止。
時々さす木漏れ日に、落ち葉がキレイです。
最後の急登頑張るぞ!!
正直、この最後の急登がけっこうキツかった~。
しんどさに段々と無口になってきます。
ちょっと息があがってきたなと実感しだした頃…
編笠山に登頂!!
見ての通りのガッスガス!!360度真っ白!!
8月の蓼科山を思い出させます。
快晴であれば権現岳・赤岳・阿弥陀岳。西には北・中央アルプスの絶景が見られるのですが…
登頂の写真を撮るとすぐに風の当たらない場所をさがしました。
暖かいミルクティーとワッフルでおやつを食べ大休憩します。
ところが…
お湯が沸いてさあ、飲もう!としたところで、サーーーーーと急に雲がきれて青空がのぞきました。
雲がものすごいスピードで流れていきます。
これはもしかして、もしかするともしかするかも!!
やりました~~~。
念願の富士山です。
雲海の上にひょっこり顔を出している富士山。
こんなに離れていても富士山とわかる形。
あ~、これが見たかったの。♥。・゚♡゚・。♥。・゚♡゚・。♥。
関西から足をのばして来たかいがありました。
しかも、「雲海+富士山」の組み合わせもステキでした。
青年小屋ルートで下山
しばらくすると、また真っ白の雲の中。
いいもの見れたし、下山することに。
山頂から青年小屋まではあっという間でした。
「遠い飲み屋」というネーミングが面白いですね。
青年小屋で休憩中、同じテーブルで同席したソロの女性の方と楽しいおしゃべりタイム。
今年9月24日(25日)に撮影した雪をかぶった富士山の写真を見せていただきました。なんでも地元が静岡とのこと。日常で富士山を見ていても、やっぱり雪をかぶった富士山を見るとおもわず写真を撮ってしまったとおっしゃっていました。
関西では絶対に登山中に富士山を眺めるなんてことないですからね。
ついつい、はしゃいでしまいました。
ではでは、下山開始です。
ヒカリゴケがあるとのことですが、どれがヒカリゴケかはわからず(・・;)
足の裏がジンジンと痛み出し…早く、駐車場でてこ~い!!と思い出したら登山口に到着しました。
下山後のお楽しみは温泉&ランチ
下山後は観音平からすぐの富士見高原へ移動。
源泉100%の八峯苑「鹿の湯」さんで温泉(大人600円)に入り、ランチに手打ちもり蕎麦(800円)をいただきました。
やっぱり信州へ来たらお蕎麦を食べずにはいられません。
大満足の山旅を満喫できました。
そして、翌日。
関西への帰路は中央道を通る方が運転しやすいのですが…
アホな?!
いえいえ。山が大好きな私たちは、あえて東海北陸道経由で帰ることにしました。
雨降る上高地の玄関口を通りすぎ、安房トンネルを越えたらすぐの信号を左へ。
奥飛騨温泉郷「ひらゆの森」で飛騨牛の朴葉ミソ焼きをいただきました\(^o^)/
今回の山旅も最高に楽しいものとなりました♫
次はどこの山行こう~(^O^)
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