実は…
登山歴が長くなってきましたが、キノコ採りだけは手を出すまい!と思っていました。

ですが、2025年秋。
ついに禁断の!?この山の楽しみ、山の恵みをいただくということに手をだしてしまいました。
あまりにも、周囲の山関係の友人知人がキノコ狩りを楽しんでいるので…。
興味はあっても、なかなか手を出せなかったキノコ狩り+調理+実食。
今回は2回目のキノコ狩りで「天然のナメコ」をゲットし、自宅で調理し実食したお話です。
※1回目の「タマゴタケ」についてはまた後日、投稿するかも
山行概要

眺望も良く休憩適地でした
山行日:2025年10月はじめ頃
場所:鈴鹿山系、一般的な某ルート(一般登山道からははずれていません)
距離:9㎞弱
時間:約4時間
天気:晴天が数日つづいた後の晴れ~くもり

タマゴタケ探しのはずが…

要注意なキノコ
上記のキノコ。
実は本来の目的だったタマゴタケと間違えやすいので要注意なんです!
キノコの軸が白いですよね。
これが見分けのポイント。
食べられるタマゴタケは軸が黄色なのが特徴です。

タマゴタケ
この山行の前にはじめてのキノコ狩り山行(タマゴタケ目的)で大成功をおさめたため、第二回の山行を決行。
しかし今回の第二回キノコ狩り山行。
タマゴタケがいっさいない!
後から調べてわかったのですが、タマゴタケがよく生える環境とは高温多湿、特に雨が降った後がベストなんですね。
そりゃ、ないわけだ。
この日は数日晴天が続いた後で、山の土はすっかり乾ききっていました。
同じキノコでもいろんな特徴があるようですね。

※また第一回目のタマゴタケ山行の様子は後日、投稿したいと思います。
いろんなキノコ

全部、黄色のキノコ
蛍光色のような鮮やかな黄色のキノコ。
これはそれほど数が多くなくて山行中に数個のみ発見。

茶色く平たいキノコ
これは一個の大きさは傘が10センチぐらい。
多分1か所ぐらいでしかみかけなかった。
※キノコの名前、判別は難しすぎて今はまだ全く詳しくありません。まずはわかりやすい、メジャーなものからしっかり覚えて行こうと思ってます。

傘の裏が黄色
これは傘の裏が鮮やかな黄色なので特徴的だと思い、記録用に撮影。
これもこの1個だけ。

気持ち悪いムラサキ色
だんだんわかってきたことですが、このムラサキ色はけっこうみかける。

アニメに出てきそうなキノコ
形がいかにもアニメ的だったので。

多分、成長して老いてきているキノコ
大きく成長すると傘の部分が開きヒビが入ってくるようだ。

どの山域でもよく見かける
多分、ホウキタケと呼ばれるものの仲間。
総称程度にしかわからない。

私の手のひらと同じくらい
このように大きく成長している白いキノコがかなりたくさんあった。
みるからに美味しくなさそうだ。

鈴鹿山系からは四日市方面の海まで見える眺望も良い
何か、美味しいキノコがあるとか、めぼしいキノコスポットがあるとか確かな情報があるわけではないので、普通の登山道を歩きながら探したキノコ山行。
キノコが採れてもなくても、それはそれで普通の山行として楽しいのだ。

山登りの楽しみ
大休憩ではドリップコーヒー&おやつでのんびりするのも楽しい時間。
これくらい、ゆる~い感じで山を歩いているのでしたが…。

初心者でもわかる天然ナメコ

ナメコタワー
登山やハイキングで時々見かけていたのでコレがナメコであろうことは知っていた。
けれどもそれを自分で採取して食べようとは考えた事がなかった。
でも、実際に地上に生えているキノコよりも初心者にはわかりやすいような気がする。

下の方ほど成長して大きく傘が開いている
完全に動物的なカン??
で、木の下部に生えている大きく傘が開いて成長しているものは美味しくないだろうと(勝手に)判断しコレには手を出さなかった。
上部に固まって生えている小ぶりでフレッシュそうなものを選んで採取。

なんでも一応、匂いを嗅いでみる。
これ、基本かも!?
天然ナメコの特徴

木の全体像が写っていないのがおしい
見分けのポイント
- ブナの古木(倒木、生きていない木)に生える
- 天然のものはスーパーで売っている栽培ものより大きく、ぬめり・香りも強い。
- 傘の裏に蓋がついている(ゼラチン質のような膜のようなもの)

山仲間、キノコ採り先輩諸氏の皆さんが教えてくれた情報により、コレは絶対、確実にナメコだ!
と確信がもてたので自宅に持ち帰り調理してみることにしました。
天然ナメコの下処理と調理

蓋がついているのわかるかな
ちょっと面倒くさいけど、丁寧に下処理していこう!
まずは虫がいないか、くさっていたりカビがはえていないかなど選定していきます。
①流水で土や汚れを落とす

プリプリ!ツヤツヤ!
②塩水につけて虫だしをする
私は30分ほど塩水につけました。
タマゴタケの時にはいっさい虫はついていなかったけれど、ナメコでは小さな小さなムカデみたいな細いニョロニョロしたヤツが数匹いました。

ナメコをゆでる
③火が通るまでゆでる
私は全部のナメコをいったん全てゆでて、食べる分量ずつ小分けにしました。
すぐに食べないものはジップロックへ入れ小分けし冷凍保存です。


ナメコと言えば!
ナメコ料理の中でも定番中の定番ですが、お味噌汁にしていただきました。
スーパーのナメコも良いですが、天然のナメコの方が風味が濃い?ような気がします。
まとめ
はじめて自分で採った天然のナメコ。
帰宅した当日中にすぐに下処理し、調理。
美味しくペロリといただきました。
家族もおかわりしてあっという間になくなりました。
実食してお味を堪能するところまでしてこそ完結だ!という気分。
私にとっては人生で第2回目のキノコ採り山行。

秋の山行といえば紅葉を愛でるのが楽しみ!さらにまた一つ、キノコという秋の山登りの楽しみが増えてしまいました。
あれば便利そうなもの
キノコを採取する時に、ナイフで軸の下の方(いしづき)部分を土がつかない程度の箇所でカットするのにあればよかった。
下処理の汚れ落としが地味に面倒だったので。
なるべくきれいにカットして採取すれば手間も半減かな。
メモ
次回やってみたいナメコレシピ
- キノコご飯
- ナメコおろし
- ワサビ醤油
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