広告 11月 七曜岳 山行記録

【大峰・紅葉ハイキング】七曜岳2025

2025年の秋山山行、紅葉ハイキング。

日帰りで大好きな山域でもある大峰を訪れました。

この記事は関西の大峰山脈にある七曜岳の山行レポートです。

登山情報、紅葉の写真もぜひ見てね

七曜岳の山行概要

 

目的:大峰山脈の七曜岳へ紅葉を愛でる秋のハイキングへ

時期:11月初旬

行程:R309 90番ポイント~行者還小屋~七曜岳(ピストン)

時間:休憩含み6時間

ルート状況:テープ、踏み跡、分岐に道標あり。危険個所なし。

メジャールートは人が多いことを懸念しややマイナーなルートを選択しました。

 

アクセス・登山口・駐車地・混雑状況

見えている階段が登山口

アクセス:R309ナメゴ谷の眺望の良い「西原」を通り過ぎそのまま道なりに進む。路肩に上記写真のようにポイントの看板あり。90番まで進む。

駐車地:90番ポイント看板の付近に車4~5台駐車可能スペースあり

登山口:90番ポイント看板すぐの反対側路肩に階段あり(上記写真にて写ってます)

駐車地の混雑状況:休日は朝7時前着で4台目でした。下山後には少し離れた箇所に路駐車数台あり。

前日から泊り山行で駐車されている方もいたように思います。下山時には先着車の車はありませんでした。

 

紅葉ハイキング・ウェア・持ち物

当日の服装

帽子、長ズボン、長袖ベースレイヤー(薄手のメリノウール)、ウィンドブレーカー(パタゴニアのフーディニ)、グローブ、ネックウォーマー(薄手のメリノウール)

途中で、いつものパタゴニアのフーディニでは太刀打ちできないような強風のためレインウェアを着用しました。

さらに、レインウェアを着ても身体が芯から冷えてしまい寒いためダウン(と呼んでいるけど、本当は化繊です)を着用。

今回の山行では稜線に出ると強風でめっちゃ寒い!防寒用に持って行ったノースフェイスの化繊ジャケットが大活躍でした

強風のため芯から身体が冷えました

登り始めは徐々に身体もあたたまり暑いくらいですが、稜線や風の通り道などに出ると途端に風で身体が冷えてしまいます。

私はこまめに脱ぎ着し汗をかかないよう気を付けています

(基本的には寒いくらいの薄着で出発。汗をかかない程度のゆっくりペースで登る。そして休憩など寒くなったら着る。)

秋山の山行では天候の変化で雪が降ってくることもしばしば。

必ず防寒具も持っていきましょう

持ち物

ザック、雨具、トレッキングポール、昼食&行動食、サーモス(熱い湯)、ヘッドライト、折りたたみのマット、ファーストエイドキット、手ぬぐい等

今回は必要なかったものはサングラス。

晴れ~曇天、強風のためサングラスをかけるタイミングはありませんでした。

 

真夏の山行以外はだいたい持っていくのはサーモスです。

熱いお湯を入れておけば休憩時に温かい飲み物でリラックスできます。

今回の山行では風速10メートル程度、最高気温が5度

稜線では強風のため体感温度はさらに低かったように感じます。

小屋の中で休憩時に温かい飲み物を飲み、芯から温まりました。

 

七曜岳の紅葉ハイキング山行レポート

七曜岳へは大普賢岳の周回ルートで通るため何度か登っています。

そのため紅葉した絶景の眺望が楽しめることは知っていました。

しかし休日のため登山客の多さを懸念し、今回は初めてのルートから登ってみることに。

知らない道を歩くのはワクワクします

登山口から弥山の分岐まで

登山口の看板はありません

八経ヶ岳の登山口へ向かう車も通る道なので、横断は注意しましょう。

赤い木肌が特徴

大峰といえばこの木、ヒメシャラ。

この木が林立している様を見ると、大峰にきたなと感じます。

大きさがわかるように木のそばに立ってみたよ

巨樹も時々あらわれ単調な急登にも変化がありよかったです。

ちょうどこの巨樹の辺りから尾根筋へ小刻みにジグザグあがります。

良い目印になります

ちょうど先ほどの巨樹から尾根筋へあがるとコチラの巨樹が。

少し開けた箇所から大普賢岳ファミリーを認める

だんだん空が近づいてくるような

樹林帯から尾根筋へ上がると徐々に風も冷たく感じはじめます。

タイタン

30分ほどでタイタン広場へ。

古い軽トラが停まっていますよ。(停まっているというより、朽ちかけています)

何かわかる?

これは朴ノ木の花の種。

大きな朴ノ木の葉っぱがたくさん落ちています。

徐々に雰囲気が出てきました

紅葉ハイキングらしく、徐々に自然林の紅葉が赤や黄色とカラフルに色づいてきます。

まるで遊歩道

歩きやすい平坦な登山道

紅葉の美しいルートにスキップしたくなりますよ

稜線歩き

大峰といえばこの黄色の看板

弥山との分岐まで来ました。

まずはここで眺望を楽しもう。

弥山方面へ進むと、トンネル西口からの登山道と合流するはず。

私はまだ通ったことはないけれど、いつか泊り山行でいろいろと周回するのもいいですね。

風が強くなってきた

パッと景色が開けるため、まずは写真撮影タイム。

気分があがるロケーション

わかりやすい大普賢と気持ちの良い稜線歩きに気分も上がります。

貸し切りだからスキップしちゃおう

人気の山域、雨後の休日、それでもここまでは誰とも他の登山者と出会っていません。

やったー今日は貸し切りかな

風がさらにきつくなり出した

進めば進むほどに風がきつくなりだしてきました。

1枚ずつ上着を重ねますが…

大峯奥駆道の石の道標

この辺りでは身体もすっかり冷えてきたと実感するほどに。

遠くに海が光っていました

立ち止まり写真撮影するもじっとしていると寒くなるため、トイレが近くなってきます。

ガスってる

ほんの一時ですが、ガスっている中を歩く場面もあり。

レインウェアを重ねて着るも、風はしっかり遮ることはできましたが一度冷えてしまった身体がなかなか温まりません。

山のピークが見えると嬉しいものです

後もう少しで小屋なのでちょっと頑張って小屋まで歩きましょう!

風があたらない時は快適

気持ちの良いルートに少しの寒さなら耐えられる限界??

どこまでも続いている山

そろそろダウンを着ようかな?

そう感じ始めた頃、行者還小屋が現れました。

行者還小屋から七曜岳

無人のきれいな避難小屋だよ

ここまで2時間弱。

寒さのため一度、小屋に入り休憩することに。

ログハウスの小屋内は明るくヘッドライトは着けなくても大丈夫でした。

中はロフトタイプになっていて2人の方が休憩されていました。

どうやら泊まっていたのかな?

姿は(ロフト上にいらっしゃるので)見えないけれど、音からさっするに泊まっておられたようです。

 

私は防寒用に持ってきたダウンジャケットを着て、サーモスのお湯で温かい飲み物を作り飲みました。

しっかり温まることが出来たので、気分もリフレッシュ。

階段の急登を登ります

風裏に入ったおかげか、風がない箇所を通過。

この頃には登山者の数が増えてきました。

赤、黄色の紅葉が鮮やか

七曜岳の山頂に近づくにつれ、紅葉の色が鮮やかになってきました。

行者還岳山頂への分岐に数人の登山者

行者還岳へ登頂してもよかったのですが、眺望はないため今回はパスすることに。

すれ違う登山者みなさんしっかり着こんでいました

立ち枯れの木や倒木など、そんな風景も大峰っぽいなと感じます。

ついつい見惚れて写真撮影

もう少しで七曜岳。

あと少しだ頑張ろう。

落っこちないように

日陰は土も湿っており、落ち葉が濡れているため滑らないよう要注意です。

七曜岳に登頂しました

無事に七曜岳に登頂です。

山頂は狭く岩場なため長居して休憩できるような感じではありません。

最高の眺望

何度訪れてもいいですね。

紅葉と高度感ある絶景を堪能しました

最高の眺望ですが切れ落ちているため落ちないように細心の注意が必要です

他の登山者さんもいるため写真撮影を済ませたら、長居せずに立ち去ることに。

山頂部は狭いのでみんなで譲り合って楽しみましょう。

再び行者還小屋にて休憩&下山

山頂から降りてきました

斜面の紅葉が遠目にも綺麗に見えます。

紅葉も奥の山のシルエットもすてきだね

大峯山脈はそれほど標高の高い山はないけれど、どこまでも続く山並みの景色も良いですね。

今回の山行では行者さんとの出会いはなかったけれど、大峯奥駈道を歩いていると装束を着た行者さんに出会うこともありますよ。

どこかの山からこだまして聞こえる法螺貝の音色を聞きながらの山歩きも雰囲気があり、大峰の思い出になること間違いありません。

再び行者還小屋へ

2回目の大休憩。

しっかりカップうどんと、甘い系のパン&コーヒーを頂きました。

温かい汁ものの麺類はツルっとお腹に入りやすいですし、塩分補給にもなります。

パンはクリームもしくはフレッシュなフルーツが乗っているものが食感が食べやすくて、良く選ぶ山の食事パターンです。

そして食事のラストに香りに癒されるコーヒーで大満足

下山後のお楽しみ

日帰り山行の良いところは、下山後に十分に温泉や食事の開店時間に間に合うということです。

せっかく大峰にきたのだから、温泉も食事も楽しみましょう!

遠方からの方は大台ヶ原や金峯山寺など吉野の観光と組み合わせてもいいですね

 

ナメゴ谷

朝はカメラマンさんがいっぱい居ました

奈良のナメゴ谷といえばインスタなどの映えスポットとして有名です。

登山者だけでなくカメラマンや観光客もたくさん訪れるので、ハイシーズンにはたくさん人や車が停まっているので通過する際はすぐにわかると思います。

 

温泉&食事

焼肉定食1500円也

温泉

下山後は奈良市方面への帰路にある杉の湯さんへ

日帰り入浴にて利用。

残念ながらJAFとの提携は終了したとのことで割引はされませんでした。

大台ヶ原や大普賢岳など、アクセスが同じ国道沿いなため山帰りのお客さんで混雑しているとおもいきや、それほどでもなくスムーズに入浴できました。

他にも人気のある温泉として山鳩湯に行かれる人も多いかな。

 

食事

杉の湯から車で5分ほどの場所にある馬酔木(あしび)さん。

こちらも大人気の食事スポットです。

関西の登山者さんには有名な焼肉屋さん。

この日も混雑していたため予約していて良かったです。

週末は混雑が予想されるため事前の予約がおすすめです

 

まとめ

大峰の秋

大峰山系のメジャーな山、ルートは知っているつもりでいましたが、まだまだ行った事のない山やルートがたくさんあります。

そういえば、大峰奥駆道も部分的に通過はしていても、通して歩いたことがありません。

せっかく関西に住んでいるのですから大峰に行かないのはもったいない!!

大峰山脈のまだ歩いたことのない山々を歩いてみたいです

 

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