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初秋の北アルプス小屋泊で縦走登山②紀美子平~穂高岳山荘

はじめに

初秋の北アルプス小屋泊で縦走登山①の続きです。

前記事はコチラ↓↓

 


高山病??

前穂高岳山頂から落石や浮石に注意しながら慎重に下山します。

紀美子平に戻ってくる頃には、空は時折青空が覗いています。

西穂高岳山行の時もそうでしたが、

どうやら岩稜帯の登りでは硬い表情の私も、

下りでは笑顔が見せれるほど余裕があるようです(^^;

 

紀美子平ではたくさんの登山者が休憩中です。

少しでも平であまり風のあたらなそうな場所を探して休むことに。

明神岳の雄姿を横目に暖かい飲み物を飲みながら昼食にしました。

 

 

写真はありませんが、本日の昼食は「柿の葉寿司」です。

なんだかんだで?!

やっぱりご飯が一番落ち着きます。

炭水化物で、酢飯で、日持ちもよくて…

昔から柿の葉寿司は行楽のお供。

元祖行動食ですね。

奈良県民だからオススメというわけではないですが、私は店舗で山行の前日に購入してます。

常温で2~3日は大丈夫なので助かります。

酢飯が大好きなので、私のお気に入りの行動食です。

明神岳を見ながら絶景カフェ

と言いたいところですが…

 

実は、この時(´Д`;)

私の脳裏にはかすかな嫌な予感が!!

前穂高岳山頂に着いた頃から少しずつ頭痛がしていたのです。

もしかして、高山病!?

 

ご飯を食べた後に、念のため持ってきていた市販の頭痛薬を飲みました。

常備薬には普段から飲みなれているものを持ってきています。

 

 

ちょっと頭、痛い…

体調が悪いことを同行者に告げるのに、少し躊躇してしまうのは私だけでしょうか…

まさか、自分が高山病??

それとも生理前で、シンドイだけ???

ついつい無口になり、自分の心の中で自問自答してしまいます。

 

紀美子平は2910m。

上高地は1505m。

前穂高岳3091m。

いっきに登り降りを短時間でしているわけですから、高山病が起きたってぜんぜんおかしくない。

 

結果的には、頭痛薬が効いたのかその後、頭痛は消失。

小屋に泊まっている最中も、(特に登山初日の夜中から発症することが多いらしいです)

頭痛や気分が悪くなることはありませんでした。

 

 

結果的には、大丈夫だったけど。

下山後にも、どうもこの事が気になってしかたなかったんです。

だって、今後の自分の山行計画にもかかわることですから!!

自分自身の体質や傾向を知ることは、大変大事だと思います。

 

 

それで…大城先生の「登山外来へようこそ」を読んでみたい!

と思ったんです。

✩読んでみた感想はコチラ↓↓

よかったら、高山病や登山中で出会う遭難についてもわかりやすく書かれていますので読んでみてください。

山でのファーストエイドを知っているのと知らないのとではだいぶ違いますしね。

 

 

 

 


吊尾根

頭痛薬を飲み、頭痛がひどくなってこない事を確認し…

先に進む事にしました。

草紅葉の色のgradationがとてもキレイです。

再びガスが(´Д`;)

ガスが晴れたり、すっぽりと包まれたり、道中はそんな感じですっきりとはせず。

見晴らしの良い稜線歩きでは、前穂の北尾根がよく見渡せましたよ!!

クライマー憧れの尾根です。

涸沢の雪渓が見えました。

初、涸沢!!

 

時々、来た道を振り返りつつ…先に進みます。

↑ここに雷鳥が写っているのわかりますか???

角度を変えて、もう1枚♪

絶対に振り向いてはくれなかった雷鳥さん(^^;

↑奥穂高方面。

もう後、少し、あの左の岩尾根を越えたら…

 

↑ここまで来たらもう、すぐそこ!!

見えた~!!!

奥穂手前、最後の長いクサリ場です。

 

ジャーン(*´∀`*)ノ。+゜*。

奥穂高岳の山頂が記念撮影の順番待ちだったので…

待ってる間に撮れたのがこの写真です。

これ、なんだかわかります???

あの、有名な?

ジャンダルムです。

フランス語で傭兵という意味だそうですよ。

 

いつか私もジャンダルムに行くことが出来るのかしら???

まずは、コツコツと経験を積んでからですね。

待ってろよ!

ジャンダルム!!!

 

 

ガスがすごいスピードで通っていきます。

ほんの一瞬の隙にパシャリ(☆∀☆)

ガスの雰囲気もいい感じで、なんだか幻想的ですね。

 

 


奥穂高岳

北アルプス縦走登山の2座目、奥穂高岳に登頂です♪

はい。

このとおり、ガスで真っ白。

お社で記念撮影をするための順番待ちそをしている間に、全て真っ白になってしまいました(^^;

ホントだったら360度の絶景が堪能できる場所ですよ。

 

↑これは翌日に屏風の耳から撮った写真。

赤字でココと書いてある場所。

かなりの急坂です。

降りている時の感覚的には、ほぼ垂直かと思いました。

 

↑激、下り。

一歩一歩の段差が大きいです。

かなり慎重に岩を降ります。

 

重太郎新道よりも、前穂の岩岩よりも、前週の西穂よりも…

ここが一番怖かった気がします。

 

皆さん、どうなんでしょう???

 

激下りの最中に撮った1枚。

ここに泊りますよ♪

 


小屋泊

穂高岳山荘に到着です

安堵の顔してます。

緊張の連続でしたからね。

 

受付にも長蛇の列。

オンシーズンのため布団は二人で1枚でした。

荷物の整理整頓が済んだら、ザックは廊下へ。

後からザックを何度も開けたり締めたりしなくてもよいように、

考えて荷物の整理をしないとです。

ご飯までの時間。

おもいおもいの過ごし方で皆さんリラックスしています。

ランプの灯りがなんとも優しい光です。

私も談話室の前、暖かいストーブにあたりながらおしゃべりしてました♪

夕食はしっかりといただきましょう。

山上でちゃんとした食事が食べられることに感謝です。

 

 

ではでは、続きはまた(o・・o)/~

 

 

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