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登山ブーム、山ガール、中高年、高齢者の登山も増えている昨今。
最近は小さなお子様をお父さんが背中にしょって登山しているスタイルの山好きファミリーさんも増えていますよね♫
我が家も子供が小さな頃から、ちょこちょこと低山に登っていました。
そんなある登山での笑えるけど笑えない思い出があります。
あれは我が家の山ガールたちが小学校低学年だった時の事。
世間はAKB48の全盛期でした。
TV番組やCMなどでAKB48を見ない日なないというぐらい。
子供から高齢者まで、AKB48の存在を知らない人はいないのではないかというぐらい流行っていた時代です。
私たち家族は、早朝から恒例の低山日帰り登山に出かけていました。
天気の良い、山日和。
標高にすると5~600mぐらいの関西の低山だったと思います。
山頂からの眺めも楽しんで、私たちは下山開始。
私たちはだいたい朝の7~8時くらいから登りはじめ、お昼までには下山するというスタイルが多いので、当然、山頂で昼食を食べようという登山者の皆さんとはちょうど下山時にすれ違うことになります。
今から山頂を目指して登る登山者さんにとって、幼稚園~小学校低学年ぐらいの子供が下山してくるのを見ると、たいていの人が
「もう、登ったの?えらいね」
「すごいね」
など、お褒めの言葉をかけてくださります。
子供たちもそんな風に声をかけてもらえると、まんざらでもなくて、「エヘ(´▽`)」といい気分。
これがあるからこそ、次の山登りにつながっていくので親にとっても大変ありがたいお言葉です。
子供たちも山登りに慣れてくると、登りの人が優先でくだりのひとが道をゆずるということが自然に身についてきます。
この時も少し道幅の狭い箇所で大勢の登山者とすれ違いがありました。
なんと、高齢者ばかりのグループとのすれ違い。
相当、長い時間を待つことになりました。
あまりにも長い列にビックリ。
案の定、特に高齢の方ほど気軽に子供にはなしかけてくださります。
そのうちの一人の高齢男性の方が
「48人いるから。だいぶ長い」
という事を言っていました。
また近くにいた同じグループの高齢男性はそれを受けて
「おじいさん、おばあさんばかりだから、今流行りのGG48や~」
と言いました。
キョトンとしている子供たちに、
グランドファーザー、グランドマザーだから「GG(ジージー)48」
と説明までしてくださいました。
意味がやっとわかった子供たちは大ウケ(笑)
そんな話をしている間にも、GG48の皆さんは
「ありがとうね~」
「お先に」
「小さいのにエラいね」
などと声をかけてくれつつ、登って行きます。
本当に、長い長い列でした。
お子さんをお持ちの方なら、もうだいたい想像がつくかと思うのですが…
通り過ぎるのを待っている間に、子供たちはさっきの話を大きな声で言うわけです。
「本当にGG48や」
「GG(ジージー)48!!」
子供だから大きな声で普通に話しています。
当然、このグループの高齢男性が言いだしっぺだなんて列の後続を歩く方にとっては知らないこと。
うちの子供たちが言い出したと勘違いされてしまい(´・_・`)
高齢女性が、眉間にシワを寄せているのを見てしまいました(´Д`;)
ち、ち、違うんです~~~~~~(;´д`)
穴があったら入りたい。
まさしくそんな出来事でした。