冬の必携アイテム、安全登山のマストアイテムでもあるチェーンスパイク(チェーンアイゼン)
その付属としてついていたチェーンスパイクを収納するための袋がボロボロになってしまったので自作で簡単に作ってみました。
作り方はいたって簡単!よかったら参考にしてみてくださいね

チェーンスパイクは意外と使用頻度が高い

出典:石井スポーツ登山本店 https://www.ici-sports.com/wp-content/uploads/2021/01/IMG-3324.jpg
雪山登山、雪山ハイキングで凍った登山道はもちろんのこと、残雪期の雪渓歩きや晩秋に冠雪したルートなど…。
予測が難しい時にも常備しておきたいアイテムの一つでもあります。
チェーンスパイクって意外と使用頻度が多いですよね。

残雪期の白山にて嫌というほど雪渓歩きの繰り返しであった
雪山まではしないけれど、残雪期のハイキングに使用する目的で購入された方も多いのでは?
雪渓と土がむき出しのルートの繰り返しの時もあれば…

湿雪で滑りやすく歩きにくかった~小秀山アイスクライミングのアプローチ~
湿雪が木道や橋の上に積もり滑りやすい状況など、チェーンスパイクが活躍する場面はたくさんあります。

5年使用だがまだまだ現役
私の使用しているチェーンアイゼンもずいぶんと年季が入ってきました。
ゴムもチェーンもまだ切れていないので、買い替えるのはもう少し先になりそうです。
チェーンスパイクの付属の袋 ボロボロになっていませんか?
長年、使用してきたチェーンスパイクの袋がボロボロになっていませんか?

そこでチェーンスパイク用の収納袋を新調しようと考えました。
でも、チェーンスパイクとワンセットで売っているものだから袋だけって無いんですよね。

ということで…
直近でメインに使っているザック(パタゴニアのアセンジョニストパック)に外付けすることを想定して作ってみることにしました。
なぜ外付けなのか
アルパイン用のザックは雨蓋がついていないタイプが多いです。
私の使用しているパタゴニアのザックもまさにそれで、メインの収納スペースにアクセスするにはトップにある絞るタイプの口を開かないと中身の出し入れができません。
外にポケットが一つついていますが、そこには汚れたチェーンスパイクなどは入れたくないのでNG
チェーンスパイクは行程の中で1回のみならず、けっこう出し入れする機会が多いんですよね。行き帰りだけでなく、例えば小屋のトイレに立ち寄る時など、アイゼンは脱ぐことがマナーの場面もあります。
私は外付けは基本したくないという考えですが、アイスクライミングの時やクライミングの時は、必然的にロープやアックスを外付けしています。
チェーンスパイクも然り。
外付けしているほうが勝手がよい、というのが正直なところ。
もちろん公共交通機関などでは外して中に収納するなどTPOに合わせた行動をしています。


私のアルパイン用のザックは雨蓋がないタイプ
ロープを外付けしているときは、いったん取り付けたロープをずらして口を大きく開いて中身の出し入れをしないといけません。

ザックの横にチェーンアイゼンをぶら下げている。これ、NG!反省です
これは数年前の過去PIC.
まだ何回もチェーンスパイクを履いたり脱いだりすることを想定してザックの横に直接ぶらさげていますね。
これは登山者同士のすれ違いや、何かにひっかけることもあり大変危ないです。反省です。
チェーンスパイクを外付け用袋(ポーチ)の作り方

作り方は簡単です
モンベルで購入したもの
- キーカラビナフラットDカン 2ケ
- U.Lポーチ Mサイズ 1ケ

ポーチを横からみたところ
U.Lポーチの横のテープにDカンをセットしただけ。

チェーンスパイクが2ケ余裕で入る
チェーンスパイク1足分を入れてもまだ余裕が少しあります。

色が同系色だから目立たない
ザックの前面にDカンを左右とめたら完成。
ザックの左右には飛び出していないから、すれ違いにも干渉することはないですね。

もちろんチェーンスパイクを使用しない時は外付けしません。
ザック本体に直接縫い付けたりしないため影響ないのが良いと思います。
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チェーンスパイクの外付け用袋(ポーチ)に使用した物品
アマゾンで検索するとなぜか定価よりお高いため、モンベルの公式ネットストアか店舗で購入することをおすすめします。
今回、私はモンベルの商品を組み合わせて作成しましたが、きっと100均など探せば安価で作成することは可能だと思います。
