山行記録 滋賀県の山 綿向山

【近畿・東海】雪山低山におすすめの綿向山(わたむきやま)

2022年12月 近場の低山で雪山ハイキングをしよう!ということで、「綿向山」へ行ってきました。

綿向山は低山の雪山として東海、近畿圏からも人気の山です。

今回はお隣の竜王山から綿向山へ縦走し登山口へ戻ってくる周回コース。

これから雪山本番!

低山でも十分、雪山を楽しめますよ!キラキラの霧氷がおすすめです

綿向山

綿向山の山頂には小さなお社と「青年の塔」がある

DATA

綿向山

都道府県:滋賀県

山域:鈴鹿山系

標高:1110m

登山適期:12月~2月の積雪期

1年中登られている山ではありますが梅雨時期~夏はヒルが多いためおすすめできません

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アクセス

参考

滋賀県日野町のHP

https://www.town.shiga-hino.lg.jp/cmsfiles/contents/0000006/6261/omote.png

早朝の到着時。この日はスタッドレスタイヤのみで問題なし

マイカー向けの登山口です

名神竜王ICより35分

名神八日市ICより30分

注意ポイント

冬季における綿向山の駐車場は降雪・凍結の恐れがあり、スタッドレスタイヤを履いていても立ち往生する車もしばしば見受けられます。

また、県道沿いに雪が積もっていなくても綿向山駐車場付近が降雪・凍結していることが多々あります。

冬季に登山される方はスタッドレスを履いたうえで、チェーンを持参してください。

なお、冬季にはノーマルタイヤでの入山をお断りしています。

参考・引用:日野町HPより

人気な山なだけあり週末はすぐに駐車場がいっぱいに💦。

積雪状況により駐車場付近の降雪、凍結により危険な場合も。

県道から駐車場までにアップダウンあり道幅も狭く、特に車高の低い車は要注意です。

ルート

https://www.town.shiga-hino.lg.jp/cmsfiles/contents/0000006/6261/ura.png

今回、通ったルートは④の竜王山~綿向山の縦走コースです

こちらの縦走コースは綿向山山頂部へ続く稜線直下の急登が少しやっかいです。

厳冬期には急登が凍り、アイゼン&ピッケルワークが必要となりますので初心者さんが初見でいくのはおすすめできません。

初心者さんにおススメルート

一番の人気ルートは①の表参道コースです。

道迷いの心配も少なく、途中、避難小屋や東屋があり休憩適地があります。

登山者も多いためはじめて訪れる人にはお勧めのルートになります。

※表参道も積雪時は7合目から先は冬季ルート推奨。この日はまだ冬季ルートのゲートが封鎖されていましたが、先行者のアドバイスにより、ほとんどの方が冬季ルートを通っておられました。

登山当日のウェアのレイヤリング&装備

竜王山の山頂にて

快晴で雨雪の心配のない晴れ。

稜線上は風が強い。

この日のウェア類と装備をご紹介します
  • ニット帽
  • ネックウォーマー
  • ミレーのアミアミ(肌着)
  • 長袖(メリノウール)
  • 防風ベスト(ファイントラック)
  • 中間着兼アウター(アークテリクス)
  • レインウェア上下(モンチュラ)
  • 下着(メリノウール)
  • タイツ(メリノウール)
  • ズボン(ノースフェイスのアルパインライトパンツ)
  • 靴下(メリノウール厚手)
  • アプローチシューズ(モンチュラ)
  • スパッツ(ゲイター)
  • 手袋(薄手と厚手の2組を使い分けて)
  • 防水手袋(テムレス)
  • ポール(1本)
  • チェーンスパイク(使用せず)
  • 10本爪アイゼン(使用せず)

参考

12月の雪山登山なので、冬靴がベストと思います。

そしてチェーンスパイクをされている方がほとんどでした。

それで正解かと考えます。

私自身は今回は事前の調べで積雪量が少なく、途中までは夏道で行けることから登山靴はアプローチシューズにしました。(下山時にドロドロになった土で冬靴が汚れるのが嫌なので…。防寒という面では冬靴でもよかったかもと思いますが、歩きやすさでは冬靴は重いため少し迷いました)

山上部では徐々に積雪が増し5㎝程度は積もっていました。さらっとした雪で湿雪ではなかったため歩きやすかったです。積雪量が3㎝くらいになったところでスパッツを装着しましたが、実際、下山時に靴も靴下も濡れておらず快適にすごすことができました。

靴やチェーンスパイク、アイゼンの装着についてはご自身の経験や、その時々の環境により判断してください。

今回の山行でお役立ちだったウェア

冬のウェアリングは結構悩みますよね。 登りはじめは寒いので厚着をしたくなりますが、すぐに暑くなるために本当は寒いぐらいで登りはじめるのがベストです。 そんな時こそ、このめちゃくちゃ薄いファイントラックのベストが役立ちます。 ウィンドブレーカーほどの防風はないけれど、体幹は風を通さないという程よい割合で着ているのも忘れてしまうぐらい。 上から防寒着を着ても嵩張らないのでストレスなく重ね着ができます。

 

山行レポート

わかりやすい立派な登山口の看板

アイスクライミングの遠征予定が大寒波のため中止に。

代替え案として霧氷を求め低山ハイキングへ。

綿向山は、まだ雪山に慣れていないころに訓練のため来た思い出の山です。

冬靴を履き、アイゼンとピッケル練習のために今回と同じルートである竜王山~綿向山縦走。

あの時はすごい風雪で、実は綿向山には寒くてつらいイメージが大きかったんですよね。

 

しかし!

今回は快晴!雪の心配なし!

ということでルンルン気分のハイキングです。

登山道はまだ誰の足跡もありません

登山口の駐車場では先着者2台の車が止まっていましたが、同じルートではない様子。

まだ誰も歩いていないフワフワの雪の上を踏みしめるのは気持ちが良いものです。

木々はツンツルテンで雪さえついていない

登山口の駐車場から山を見上げた時、山がそれほど白くない?!

今回の最大の目的「霧氷」への期待はすでに半減していたのですが…。

案の定、山の中へ入り歩き始めてみたものの木についた雪が解けてきているようにも思えます。

今回は霧氷は見られないのかな

「竜王山」に登頂

この辺りから本格的に積雪量が増えてきました。

少しアップダウンしながら綿向山方面へ進みます。

途中、見晴らしポイントも

西方向に近江盆地を見渡します。

その向こうには琵琶湖が見えます。

そして比良山地!少し冠雪しているのがわかります。

普段は見慣れないから冠雪している山を見るとテンションあがりますね

あの鉄塔も通過し進みます

進行方向が徐々に白さが増しています!

これは行ける!?もしかして?

霧氷というより雪が積もっている感じ?

いったん失われかけた希望が再び戻ってきました。

これは期待できるかもしれない!

うっすらと、周りの木々にも雪が

この辺りは霧氷というより、雪が木の枝についている感じ。

綿向山の稜線が見えた

淡い期待が「これは本当に霧氷が見られるかもしれない!」と大きな期待に!!

稜線への急登が核心部

実は、核心部の写真が撮ってなかったんです(;^_^A

今回はアプローチシューズにポールが1本。

急登部分には一応トラロープがはってありますからルートをミスすることはありません。

しかし、風が吹き抜け寒さも増してきて一番辛さを感じる箇所でもあります。

 

スパッツ(ゲイター)と防寒替わりのレインウェアー(上のみ)を追加で装着し、登ることに集中しました。

10本爪アイゼンを装着すれば確実に安定して登りやすくなりますが、「これぐらいなら大丈夫」という今までの経験からチェーンスパイクもアイゼンも装着せず、確実なキックステップで登りました。

稜線に出た!

そう、この稜線に出たところが期待していた場所なんです!

良かった!あったー!霧氷だよ

風が吹き抜ける場所なので、めちゃくちゃ寒い場所なのですが…

嬉しさのあまり寒さよりも霧氷に夢中です。

まだ成長途中の小さなエビのしっぽ

青と白とのコントラストがたまりません

これが見たかった♡

霧氷が見られて大満足です♡

低山だけど絶景が見られますよ

遠くは北陸方面まで冠雪した山が良く見えました

短い区間ですが霧氷のトンネルになっています

朝早くに出発した甲斐があります。

こんな日は、多分、お昼ごろにはこの霧氷も溶けて?風で飛ばされて?なくなっていることでしょう。

このキラキラの世界を見たかった

写真撮影で夢中になっていると、表参道からの登山者が増えてきました。

スマホのカメラ撮影のため片手を素手になっていて、寒くて手が凍えそうです。

そろそろ綿向山の山頂部へ移動します。

鈴鹿山系、とんがっているのが鎌ヶ岳

太平洋側の鎌ヶ岳。

雨乞岳

この稜線を全部つなげて歩くのも楽しそうですね

綿向山の山頂部からの景色

人気の山、綿向山。

平日なのにたくさんの人が登ってきました。

大きなケルン「青年の塔」

山頂のお社で安全登山の感謝の気持ちを伝えました。

下山は表登山道の冬道から。

ここからはたくさんの登山者とすれ違いました。

避難小屋の屋根

いったん避難小屋の中で昼休憩。

温かいサーモスに入れてきたお湯でスープとパンで簡単ランチです。

しっかり暖をとり、冷えた体も温まってきたら下山です。

九十九折りの林道をいっきにくだり無事に駐車地へ戻りました。

雪山登山に必ず持っていく物

雪山登山の必携品は色々ありますが…。

あってよかった!

と、必ず毎回感じるのがサーモスです。

 

私が持っているのは500mlのタイプです。

カップ麵もしくはカップスープと、コーヒー1杯分のお湯でちょうど良いです。

日帰り雪山ハイキングにはちょうどい良い大きさだと思います。

大は小を兼ねるので、容量の多いものを選んでもよいですね。

一日の行程が長い雪山登山の場合は、お湯を入れたサーモス1本(500ml)と、飲み口が付いていてコップにいれずにそのまま飲めるタイプのサーモスにココアやミルクティーを入れ、サーモスを2種類持っていくこともあります。

一つは行動時にさっとすぐに飲めるように。

もう一つは、ゆっくり休憩する時用に。

私はこの方法に落ち着きました。

 

 

シーズン初めの綿向山レポートはいかがでしたか?

綿向山のハイシーズンはこれからです。

準備は万端に、かつ安全に!

綿向山は低山ながらも十分雪山を堪能できる良いお山です。これからのシーズン、ぜひ雪山登山を楽しんでくださいね

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