雪山シーズン真っ盛りですね!!
SNSではたくさんの方が雪山を楽しんでらっしゃる様子にうらやましい限り。
私は先週末はとんだハプニングで山の会の山行に参加できず、とっても残念でした。
そろそろ山歩きに向けガッツリ体調も整えていかないといけない時期ですが💦
週末の雪山テント泊に備え、準備段階に入りました。
少しでも荷物をコンパクトにザックへパッキングしたいため、夏山同様、冬用の寝袋にもこちらを導入することにしました。
夏山でも、使用していたモンベルの寝袋の圧縮用のコンプレッションキャップです。
サイズ感や、圧縮した時の大きさなど参考になればと思い記事にしてみました。
雪山は荷物が大変
山の会の山行は基本、テント泊なので、
雪だろうが、風が強かろうが、寒かろうが…。
とにかく
テント泊です。
どれだけ荷物が重く大きくのしかかろうと、
テント泊です。
- テント(フライ、ポール、ペグなどテント泊の必要物品)
- シュラフ
- シュラフカバー
- スリーピングマット
- ハーネス
- ガチャ類
- アイゼン
- ピッケル
- ザイル
- サブザック
- テントブーツ
- 食料
- 調理道具
- 防寒具
上記の物品が必要最低限、ザックに詰めて持って行きます。
基本、安全面からザックに外付けはしません。
考えても見たら、重い重いと言いながらどれだけか測ったことがなかったので、今度、総重量を測ってみようと思います。
いやぁ~。
うちの師匠だけじゃない??こんなにもお堅いのは???
なんていうのは、心の声ですが…。
(特にアルパイン部なので、いろいろな状況下でも対応できるよう、登るだけではなく、衣食住のすべてが訓練です)
食事も「たまには山小屋で食べようか?!」ということも、まず、ありません。
なんて、ことは皆思ってはいても絶対に口に出して言ってはいけません💦
こんな事を言うたら師匠から雷が落ちるのは間違いありません。
下手すると、もう師匠の山行には連れて行ってもらえなくなる可能性もあります。
私たちのアルパイン部は
師匠は山行に申し込みがあっても全ての人を受け入れているわけではない、らしいです。(私も知りませんでした💦)
その人のレベルを見て、「この山行はまだあなたには無理ですよ」とか「まずはこちらから練習しなさい」という風に、参加できるかどうかの判断は師匠にかかっています。
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荷物が重いと、こんなにもしんどいなんて💦
夏山では、重いなりになんとかなると感じていたのが、冬山に至っては1グラムでも軽くしたい。
そう切実に感じてしまいます。
しかもですよ。
次回の山行は、いつもの主力メンバーである男性が一人いません。
そして予定していた、これまた精鋭メンバーの一人の女性が故障のため欠席💦
つまり…。
荷物を分担して持てる(かついで歩ける)メンバーが少ない!!
ということなんです。
前置きが大変長くなりましたが、そういうわけで、
極力、荷物を軽く、小さく、少なくすることが次回山行の肝心かなめ、となります。
モンベルのコンプレッションキャップ
スリーピングバッグを圧縮できる軽量なアイテム
モンベルのコンプレッションキャップMです。
- お値段:¥2100(+税)
- 素材:210デニール・ナイロン・オックス
- 重さ:85g
※上記のものはイスカなので、私のモンベルとは違うのですが、類似品はいくつかのメーカーから出ています。
コンプレッションキャップを装着、大きさの変化は?
私の冬山用のシュラフ(寝袋)はこちらです。
イスカさんのhpによると…
- 平均重量:1380g
- 羽毛量:900g(90/10 720フィルパワー)
- 最大長:84(肩幅)×208(全長)cm
- 収納サイズ:φ21×37cm
冬季の北アルプス縦走登山、八ヶ岳・赤岳鉱泉、冬の北海道・大雪山系にも対応しているモデルということです。
私の場合は取り急ぎ、近くのモンベルにコンプレッションキャップを購入しに出かけました。
私の寝袋に合うイスカの純正のコンプレッションバッグは、HPの対応表によるとLサイズになります。
すると、お値段は3672円なので、モンベル商品(2100円)の方が1500円お安いです。
ISUKAも関西の企業なので応援したいところですが(あら?!モンベルさんも関西の企業だ!!)
とにかく同じ用途で1000円以上の値段の差があると、どうしてもお安いほうに行ってしまう私です。
コンプレッションキャップを装着
まずは寝袋に装着します。
寝袋は寝袋に購入時に付属でついていた収納袋に入れた、圧縮していないそのままの大きさです。
となりのナルゲンボトルは350ml。
圧縮します
最初はオマタにはさんで、ベルトの先端のわっかの部分を引っ張ります。
シュラフを回転させながら四方のベルト均一に縮めていきます。
シュラフがどんどん圧縮されるのがわかります。
最後の方には、シュラフを立てて上から自分の体重をかけてギューギューと縮めながら、さらにベルトを引っ張ります。
できあがり
ベルト、もっと引っ張れるんじゃない??
という、ツッコみが入りそうですが(;^_^A
最後らへんは、けっこう力が要りますよ。
少なくとも2/3程度、良く言って半分ぐらいの大きさになりました。
もちろん、重さは変わりません。
むしろコンプレッションキャップを装着した分だけ、重くなります。
パッキング上達への道は長い
前回のアイスクライミング山行では、雪山の準備をする際、
現在持っている60Lのザックでは容量がギリギリすぎて余裕がありません。
そのため、ザックの買い替え(60Lから70Lぐらいへ)をしないといけないか相当悩みました。
しかし、容量を大きくしたところで私はその大きさ、重さのザックを背負い歩けるのか???という問題があります。
これ以上、重量が増えても体がついていけない💦
ザックを買い替えるのは簡単だけど(いや、経済的には簡単ではないけれど)、中身を工夫してなんとかできないのかな???
そう、考えることにしました。
そこでパッキングの工夫として、前回のアイスクライミング山行では、
このコンプレッションキャップの存在を知りながら、あえて、使用せずにザックに詰めてみました。
理屈的に、コンプレッションキャップを使用しギューギューにコンパクトにしたところで、ザック内に物と物との間でわずかな隙間ができます。
パッキングをする際に、この物と物との隙間をシュラフ(綿!!)が埋めるように入り込めば、隙間を作ることなく無駄なくザックの容量を活かせれるのでは?と考えたからです。
このような方法があることを、なにかの本を読み知りましたが…。
私には上手くその方法を活かすことができませんでした。
これは慣れ?なのかもしれませんが、何度も経験するなかで自分に合った最良の方法がみつかっていくものなのかもしれませんね。
まだまだな私ですが、早くパッキングも上手にできるようになりたいです。